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ブレシットと連合王国 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国のジョンソン首相はEUとの無協定離脱の崖っぷちに向かっている。

それにつれて、連合王国(United Kingdom-UK)の解体が現実味を帯びる。

無協定離脱の場合、首相は、北アイルランドのEUとの既存合意を反故にし、北アイルランドをEU法規から完全に切り離し、連合王国規則で縛ろうとしている。

王国を構成する4地区、英国、スコットランド、ウェイルス、北アイルランドの連携の経緯とその内容は歴史的に異なる。
たとえば1707年の英国とスコットランドの”合併”は連合王国建設に協力する協定で、スコットランドの主権を英国に譲渡したものではない。

ジョンソンはこれを否定し、両地域に国境は無いと主張している。

スコットランドでは、無協定離脱につき、反対論が強くなった。

再び、歴史的経緯をも踏まえ、スコットランド独立の声が強くなった。

バイロン
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