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サウジ カタールと和解 [中東]

三年越しの仲間割れだった。

サウジが音頭を採りUAE、バーレン、エジプトを巻き込み、カタールを村八分にしてきた。

カタールはイランに接近して、イスラム社会のテロリズムを教唆しているとの誹りだった。

カタールはアラビヤ湾岸で最大の米軍基地、サウジは米国の友邦国の筆頭格。

両国の確執は不自然だった。

昨日、両国の仲介役を努めてきたクエイトは”両国の和解がなり”、本日からリアッドで開催の湾岸協力機構(GCC)サミットにカタール国王が出席すると発表。

来週より、サウジは国境をカタールに開放すると発表。

米新大統領バイデンは、サウジの皇太子モハメッドが女性人権主義者ロジャイン女史を国家治安上の危険分子として6年に近い禁固刑に処した件(本欄既報)に関し“重大な関心”を示し米国とサウジの関係を“見直す“との強硬姿勢を表明していた。

今回モハメッドのカタール政策の転換は、バイデンへの恭順ジェスチャーの始まりと見られる。

尚、サウジに寄り添った他国の動向は不明だが、来週以降、徐々に、カタール封鎖解除の動きを採るとみられる。

バイロン
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