春の新芽運動：海外の中国人に種痘

中国は世界中の海外居住の中国人に種痘を施す。

曰く"春の新芽"と名付ける大仕掛けな活動。

中国はタイに居住の15万人の中国人に種痘を施したい。

そこで先ずタイに50万服の中国製シノヴァックワクチンを無償で提供。

見返りに在タイの中国人に優先的に種痘の作業を頼んでいる。

これまでタイは同じワクチンを600万服、有償で買い付けてきた。

タイは中国の要請を受けて､他国民に先んじて中国人の種痘を実施する。

現在、タイの全人口7000万人の内、僅か2％が一服目の接種を受けて、1％が2服目を受種しているばかり。

外国人の接種は後回しで、特に､日本、米国､欧州、豪州からの住民は技術者、技能者が多いが､彼らは自国に帰り､種痘を受けたのち、タイに帰り長期高額の自己検疫に付さねばならない。


昨日、タイの米国商工会議所は本国国務省に公式依頼書を発した。

中国政府に負けるわけに行かない。

米国手持ちのワクチンをタイに送り､在留米国人の種痘を至急実施して欲しいとの要望である。


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