モルドヴァ総選挙:脱ロシアの流れ

ウクライナとEUメンバー国、ルーマニアに挟まれたモルドヴァは350万人口の小国。

かってのソヴィエット連邦の構成一部分だった。

第二次世界大戦時、モスクワは人工的にルーマニア人を多数強制移住させている。

従い今でも主たる国語はルーマニア語だがが政治経済はロシア人に牛耳られてきた。

ロシアのオリガーク、マフィア軍団が、我が物顔に国家を食い荒らし、IMFは”汚職は組織的で、法のルール確立が最大の国家課題”と断じている。

4月に大騒乱の内に大統領選挙が行われ、元世銀職員で49歳のサンヂュ女史が共産党現職に辛勝。

ロシア離れと、汚職追放、EU参加をモットーにしている。

しかし国会は親ロシアと親EUの二手に分かれ収拾がつかぬ。

新大統領は、国会を解散。

本日より101議席をめぐり投票が始まっている。

国民は街頭に出て汚職追放、新大統領支持のデモを繰り返している。

バイロン