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イケメン人気 トルードー首相の失点:カナダ総選挙 [アメリカ州]

任期2年を残し、先月突然、議会解散、総選挙に打って出たカナダのトルードー首相。

カナダの進歩派、若い有権者の人気を頼りに、6年続いた、彼の連立小党、自由党の党勢を伸ばそうとギャンブル解散。

今週はもう、投票である。

先週末、金曜日のカナダ放送局の世論調査で、野党、保守党との差がほとんどなくなっている。

トルードーの自由党支持者が31.6%。

野党第一党の保守党は、選挙に備え、党首を取り換えてオツール氏を選び、31.0%の支持率を集めた。

もう差は無いに等しい。

批評家は、保守党の進撃を下記の様に解析している。

・保守党党首取り換えが上手くいった。
 前党首は、頑固な保守主義者で、同性結婚反対、中絶反対、環境破壊の事実を認めず、化石燃料の
 開発拡大を提唱。
 新党首は、着任早々これらの党是を全面改訂、一挙に、トルードーの自由党政策とほぼ同様に改変。

・特に前保守党は 財政規律を主張し、コロナ対策の積極的金融緩和に反対だったがカナダに伝染が
 急増加。国民が一時的封鎖的コロナ対策でさらに経済的疲弊が進み、オツール氏は、180度姿勢を
 変え、積極的な困窮層への税制援助を提唱。
 支持率が跳ね上がった。

・トルードー首相のコロナ対策が定まらず、種痘強制の指向にさへ、多くの反対者がでている。
 斯様な”国難”の混乱時期に、巨額なカネと時間をかけて、なぜ総選挙を行うのか、保守党、野党各党
 は、”理由なき選挙”を強行するトルードーの基本姿勢を攻撃し、国民の同意を得始めている。

・一部評論家は保守党の返り咲きの可能性を示唆し、オツール氏の失言、”舌禍”を戒める。

バイロン

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