苦難の英国 首相不在 [国際]
ジョンソン首相辞任の英国。タイミングが最悪。
英国経済の現況:
・5月のインフレ率が91%。過去40年で最悪。
G-7国で最悪。中央銀行は利上げに踏み切ったがインフレは沈静
の兆しなく年末には11%に達すると予測される。
・辞任の首相が自画自賛するEU離脱。その後,EUとは貿易戦争が生じ
て,EUからの労働者流入が消え労働力不足、企業の営業コストの
上昇を生んでいる。
・年初来のポンド安で、輸入品価格が上昇。
・食品と燃料費の高騰で、低所得層に大打撃。生活保護の財政支出が
増え続ける。
・低所得者層の賃金は過去20年間上昇が無い。生活水準は危機的
レヴェルに達している。
・4月には主要産業、サーヴィス、建設、製造業の三部門が
収縮。GDPが、0.3%収縮した。4,5月と小売業の売り上げが
連続して縮小。
・財政赤字は急増中で現在,GDPの90%に達した。OECDの
予測では、急速な老齢化現象もあり、長期的に公的赤字がGDPの
250%に達するとする。
バイロン
2022-07-08 11:05
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