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ケニヤのドル不足 [アフリカ]

アフリカ大陸、最良経済国、ケニヤ。米ドル高に経済が打たれ出した。

エネルギーは輸入に頼り米ドルで支払う。自国通貨、ケニヤシリングは、対ドル価値を失い続ける。既に、首都ナイロビには、ガソリンが無くなってきた。海外に支払うドルが無い。ガソリンスタンドには長蛇の車列。シリング安は、すべての輸入品価格を押し上げて、食料品価格は急騰中。海外に依存の薬品類の価格が飛び上がり危険状態となっている。輸出品目に欠けて貿易収支の改善は見込めない。外貨準備の急減で、緊急事態となりつつある。


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銃犯罪爆発 南アの悲劇 [アフリカ]

南アフリカの銃犯罪が爆発的に増加している。銃器の周辺国からの流入が止められない。銃を使用の重大犯罪がうなぎ上り。今年に入り、一日に平均30名が銃殺されている。政府は、銃器保有条件の厳格化を約するが、進歩無し。また、重犯罪に死刑の極刑の復活を検討する。


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ロシアと中国 南アと合同軍事演習 [アフリカ]

今週、南アフリカはロシア、中国と合同軍事演習を行う。アメリカは強い懸念を発表した。演習は、ロシアのウクライナ侵攻一周年記念日を含む期間。合同演習は、三国が、ロシア侵攻を是認している象徴と非難。

南ア政府は、過去に4回、米軍と合同演習を行い、ドイツ、フランスとも行ったとし、今回のロシア、中国との演習に特別の意味は無いと反発。ロシアのウクライナ侵攻には反対していると、反論。ロシア、中国との演習は、2019年が最後だが、その時は三国で、戦艦三隻と、コストガード、燃料補給船、合計7隻の小規模な演習だったが今回、ロシアからはジルコン 超音速ミサイル搭載の戦艦”ゴルシコフ”を派遣。


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南アフリカ国家非常事態宣言 全土に停電 [アフリカ]

南アフリカのラマフォッサ大統領は昨日、国家非常事態宣言を発した。

国営電力会社ESKOMが経営破綻に瀕し、全土は12時間の循環停電に追い込まれた。前大統領ジューマはESKOMがらみの疑獄で公訴を受けている。非常事態宣言で、政府は、通常の手続きを経ず、必要資金、燃料、機械を同社に注入できる様子。


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フランス軍 ブルキナ ファッソから撤退 [アフリカ]

1960年にフランスの植民地から独立したアフリカ、ブルキナ ファッソ。爾来、フランス軍が治安駐留。西アフリカに蔓延する、旧植民宗主国、フランスに対する排斥運動は根強く続いている。昨年は、同様の歴史を持つ、隣国、マリではフランス軍の駐留を拒否、仏軍は全員退去している。昨日、ブルキナ ファッソ政府は、一か月以内に、フランス駐留軍400名と、関係者全員の国外撤去を命じた。首都では、”反フランス”の群衆が拍手喝采。


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エジプト破綻の危機 為替安とインフレ [アフリカ]

国家統制が強く経済停滞のエジプト。ロシアのウクライナ侵攻後、特にウクライナ産の小麦価格が暴騰して民生を圧迫。人口1億人のエジプトは世界最大の小麦輸入国の一つ。ウクライナ戦争後、外資が逃避を始めて、昨日は、戦争勃発後、エジプトポンドは対米ドル、悲劇的な50%の価値を失った。小麦を始め、あらゆる輸入品価格が、為替安を超えて暴騰。食料価格は3倍を超した。ドルをはじめ外貨借り入れの返済額が為替安で途方もなく膨れ上がる。IMFから緊急救済資金30億ドルを手配中だが、インフレ対策、公的債務の支払いには、焼け石に水。国際格付け企業がエジプト国家デイフォルトの警鐘を叩き始めた。


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ナイジェリアの英語教育 [アフリカ]

イギリスから独立して60余年が経ったナイジェリア。植民地以来、英語が国語として強制され、現在も英語が”公用語”である。昨年末ナイジェリア政府は、母国語教育の再生を決定。ナイジェリアには、なんと625の言語が使われている。世界最大の多数言語国家である。政府は、現行の小学校での、強制的英語教育は幼児の知的発達を阻む、とし、最初の6年間は、児童の家庭で使用する言語で教育を施す、とする。英語教育はそのあととする。だが、問題が多すぎる。まず、英語以外のどの言語を使用するのか。首都ラゴスでは”ヨルバ”が広く使われているが、代表国語には程遠い。さらに、語学教師がいない。数百の地方語に通じている教師など見つからぬ。さて、どうしたものか。


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西アフリカ団結 ジハード、クー対策 [アフリカ]

西アフリカ経済同盟、エコワスの加盟15か国は、共同防衛軍の創設に合意。ここ2年で、マリ、ギネア、ブルキナ ファッソで軍事クーデタが生じ、国境を越えたイスラム過激派、ジハーデイストの暴力にも悩んでいる。かっての植民地政策の宗主国に、保護、監視を依存しても効果がない。昨今はメンバー国の数国にロシアの傭兵部隊が雇用されて、事態はさらに複雑化。グループは国内治安も含めた共同軍の立ち上げに具体的打ち合わせに入る。


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南ア大統領にスキャンダル [アフリカ]

南ア ラマフォッサ大統領に疑獄事件発生。6月に彼の農園にある小屋から現金、約60万ドルが盗まれた。現金は、米ドル札。収賄の隠匿だとの容疑で議会は調査を進める。大統領は農園の野牛の販売代金をとりあえず小屋に置いておいたと、弁明。しかし、議会調査で関係者の証言で一頭の野牛も売れていない、と判明。来年は、大統領の与党、アフリカ国民議会(ANC)の党首再選挙年。2年前にラマフォッサは前任者、ジューマの汚職を追及して大統領の地位を得た。その彼に”ファーム ゲイト”の厄介ごとが生じた。


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フランス マリから決別 [アフリカ]

西アフリカのマリ。軍政府は、治安維持に、従来の 旧宗主国フランス、それにドイツ、アフリカ同盟の平和維持軍による支援を全面拒否。代わりに、ロシアの傭兵団、ワグナーを雇用。これまでの国際駐留軍は、次々と撤去している。今回、マリ政府はフランスのNGO団体を西側のスパイとしてすべて追放。フランスは、ワグナー採用に反対し軍の撤退に加え、経済支援も打ち切り。人道的支援も一切停止する。


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