米連銀また利上げ

昨日、米連銀は０．２５％の利上げ。ベンチ　マーク　利率は５．２５－５．５％の幅となり、過去22年間で最高となった。連続した利上げで２０２２年６月のピーク　インフレ率９％は先月の消費者物価指数３％まで沈静化している。一方、失業率は低下を続けコロナ以前を下回り３．６％の低率。６月の賃金水準は、１年前より４．４％の大幅上昇。新規雇用は、２年間で４００万人増加している。

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豪州中央銀行総裁に初の女性

豪州中央銀行の新総裁に、現在副総裁の女性、ミシェル　バロック女史が任命された。４０前に、アナリストとして中央銀行に就職、爾来、着実に昇進を果たしてきた。初の女性総裁の誕生である。新総裁の任期は７年。引退の現総裁はインフレ対策として、連続１２回の利上げを実行して、現行利率は１１年ぶりの高率、４．１％。さて新総裁の舵取りはどうなるのか。尚、豪州の金融界は、男性が圧倒し、男女間の給与格差が全産業で最悪。是正を求める声は強い。

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アメリカ インフレ鎮静化続く

アメリカ労働省の６月卸売り物価指数が過去一年間で０．１％の微増に収まった。昨年６月の統計では１１．２％のピークを記録していたが以降各月の上昇率が低下し１２か月連続の下落となった。卸売り物価指数は、消費者物価指数とは異なり、経済の底流の傾向を示す。アメリカのインフレ鎮静化の着実な流れを表示している。

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"IMMACULATE DISINFLATION"

米連銀利上げに一服。米国市況は、インフレが鎮静化に向かい、一方、雇用は盛ん、株価は高原状況で活況。連銀のこれまでの連続利上げの金融施策が、完全な成功と、自画自賛の賛辞が表題の”完全なデイスインフレ（インフレ離脱）”状況。国際情報が圧倒的に英語により、表現されるが、この言葉はこれから多く聞かされることとなろう。

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カナダ金利引き上げ

昨年、ポスト　コロナの景気回復で８回もの公的金利利上げを実行したカナダ中央銀行。今年に入り、景気の回復、活性化は継続して特に顕著。インフレは悪化し、労働市場は過熱。昨日、中央銀行は今年に入り初めての利上げに踏み切った。４．７５％は過去２２年で最高。カナダドルは、対米ドル、史上最高値を付けている。

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イギリス ガソリン軽油価格続落

イギリス小売協会の発表で、４月のイギリス国内の、ガソリン、軽油価格が、月当たりの下落率で、２０００年以来の前月比、１２％の最大下落率となった、と発表。昨年、ロシアのウクライナ侵攻直後、急騰した価格は影を潜め、今や、プリ　ウクライナ戦争を下回る価格水準となった。

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世界最大の豪州鉱山会社従業員不当扱い

豪州メルボルンに本社を構える鉱山会社BHPは従業員、８５，０００人を抱える世界最大の鉱山会社。今週、本社は、過去１３年に亙り従業員の休暇の権利を侵害してきたと認めた。複雑な社内規則で、公的に認められる休暇数を平均年間６日間無視してきたと認めた。至急、過去、現在の社内規定を改善し、従業員の実態損失につき補償する。

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ドイツ インフレに頭打ち

ドイツDW紙が報じる。ドイツの消費者価格が下落を始めた。酪農品、新鮮野菜を始め、食料品価格が頭打ち。コロナ、ウクライナ戦争で混乱した物流が、正常化し、下流の小売現場で競争原理が効き始めた。欧州で、最も食料品への支出が低いドイツだが今回も、市場の正常化に先鞭をつけた模様。

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米連銀１０回目の利上げ

昨年３月以来、米国連銀は連続して１０回目の利上げに踏み切った。収集せぬインフレ圧力に、対抗するとする。今回、０．２５％の利上げで政策金利を５－５．２５％とし、２００７年以来最高水準となる。尚、ポウェル連銀総裁は、今回の利上げをして、暫くの間、最後の利上げとする意向を示した。インフレ策としての利上げに、効果に関し疑念も生じており、他方、高金利で米国経済の”オーヴァーキル”が既に生じているとの非難も多い。

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米国インフレ曲がり角に

昨年6月米国消費者物価指数は９％のピークを打ち、爾来同程度の高指数を維持してきたが、最新３月指標は急落し、５％となった。経済学者、識者は、アメリカは、インフレの屈折点に達したと判断している。連銀の”目標値―インフレ率約２％”にはまだほど遠いが、屈折点以降は、徐々に下降が続くと予測する。企業、個人消費に制限を加える高金利政策も転換期に差し掛かったとする。仮に来月、再利上げがあっても最後となるだろうと予想している。

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