選挙管理も出来ぬアメリカ

一体如何なる国体なのか。

またもや，票の数え直しの大騒ぎである。

中間選挙で，初めて不在者投票や，事前投票数が増えたアメリカの各州。

先ずは，フロリダ州で、票の数え直しが行われそう。

既に，勝敗はついたと候補者が宣言していたが上院議員選挙、現職の民主党ネルソン氏と、共和党スコット氏の票差が僅差となった。

未だ，票の集計が最終では無い段階で，共和党スコット氏は勝利宣言し，ネルソン氏も敗北を認めていた。

亦、同州州知事選挙も、大混乱。

共和党候補デサンテイス氏は、火曜日に勝利宣言。

対抗馬、民主党ギラム候補は敗北宣言。

ところが，上記の票数の集計が進むにつれて，現時点で，両者の票差は殆ど無くなっている。

フロリダ州は，過去にブッシューアルゴアの大統領選での票の数え直し(たったの537票の差でブッシュ勝利）の醜聞で悪評が高い。

今回、上院議席、知事とも、民主党が既に敗北を認めているのに，差が縮まり票の数え直しとなる。

共に逆転民主党の勝利の可能性が高い。

トランプは得意のトイッターで"民主党は，どこからか票を探し出してくる。汚い(disgrace）。心配するな，優秀な弁護士を送り込んでやる”と公平な差配など風に吹かせて，亦もろに対抗姿勢を強調。


フロリダに続き、アリゾナ、ジョージア州でも，知事、議員選に，票差が僅少。

票の数え直しが行われそう。

これらの州でも，共和党候補が既に勝利宣言。

数え直しで結果がが逆転すると，上院の民主党党勢が伸びる結果となり、下院に加えてトランプは，痛い傷。

バイロン