SSブログ

ダブリンへの脱出 [連載ー英国EU離脱交渉]

世界の金融界のメッカとされた英国ロンドン。

金融企業はロンドンに店舗を設ければ"パスポート原則"が働いてEU各国で自由に営業が出来た。

英国の離脱でパスポート原則が消滅する。

金融業界は、フランクフルト、パリ、ルクセンブルグ等EU諸国に店舗を新設乃至移転している。

急速に脚光を浴びているのがアイルランドのダブリン。

北アイルランドとは地続きで英国とは金融の他あらゆる通商分野で他のEU諸国より関係が深い。

ロンドンに操業していた100を超す銀行、保険会社がダブリンに店舗開設の許可を求めている。

そればかりか、これまで国際法務でも最高の権威を誇った弁護士の集散地ロンドンから、弁護士事務所が営業許可を求めてダブリンに押し寄せている。

既にアイルランドに登録終えた英国の弁護士は全員の12%にもなった。

雪崩れである。

同様に、EU規則の準用の要から、医薬会社がロンドンよりダブリンに移住している。


バイロン
nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。