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EUと米国:WTO航空機紛争

世界の民間航空機市場を二分する米国ボーイング社とEUのエアバス社。

モノポリーならぬ、デユオポリー(二者独占)状況が続いている。

双方共、相手を不当競争の廉でWTOに提訴してきた。

15年に及ぶ長い紛争は、先月ボーイングの勝訴となった。

WTOはエアバスに関係国が与えて来た財務的支援を不当競争と認め、米国に自動的懲罰関税75億ドルの課徴を許可。

尚、WTOは来年、続いてエアバスの訴訟につき裁定予定で、今度はボーイングが米国政府から有利な税法の適応を受けており不当競争だとの判決が出る予測。

時差があるが互いに差し違いの判定となりそう.。

一方先行して米国勝訴となり、トランプは自分の通商政策が勝利したと大宣伝。

記者会見で、多くの記者から、紛争は、15年年越しでトランプには無関係の案件だと指摘受け、猛り狂った。

EUサイドは、対米関税戦争を避けようと、WTO認可の懲罰関税の適応は、来年のボーイングに対するWTO裁定後、双方協議しようと提案している。

しかし、トランプは選挙対策で強気の態度でドイツの自動車を始め柑橘類、ワインに及ぶまで広く欧州物品に課税するとサーベルを鳴らす。

バイロン
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