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マクロンの間違い:対英強硬姿勢 [連載ー英国EU離脱交渉]

現代フランス建国の祖、ドゴール将軍。

戦中戦後、英国から格下の扱いを受けたと怨念が募り、英国は半分米国で、純粋な欧州国では無い、腹に米国を隠し持つトロイの馬だと、独り警鐘を鳴らし続け、EECほか、欧州諸機関への英国参加を拒否してきた。

マクロン大統領はドゴール崇拝者。それ故か、英国のEU離脱に関しては何かと冷たい。

来年一月末に来る離脱期限。これ以上の延期は承認できぬといらだちを露わにしている。

しかし、国連安保理で欧州を代表するのは常任理事国のフランスと英国の二国だけ。

既に、両国とも実力を失い、常任理事国の肩書きは時代錯誤だと批判が強いが、離脱問題で、英仏に亀裂が走れば、損をするのはフランス。

マクロンが、米国の愛顧を得ようと幾らトランプにすり寄っても"親戚関係"の英国には敵わない。

トランプは英国首相ジョンソンに早く綺麗さっぱりEUから離れろと尻を叩く。

英国との協力関係が消滅し、米国からも見放されると、フランスのEU内部の権威は失墜し、狙う欧州の盟主の座はドイツに奪われる。

バイロン

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