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脳死状態のNATO:マクロン大統領 [国際]

今週、エコノミスト紙とのインタビューでフランス大統領マクロンは下記を語った。

・これまでNATOと協力してシリヤでIS掃討作戦を共に戦ったクルド軍団を、今、NATOの一員である
 トルコが攻撃している。

・攻撃はトランプの"許可"に拠るがNATOに事前にトランプから一切の協議、通知も行われていない。

・トランプはトルコのクルド攻撃の邪魔にならぬよう米兵を現地から撤退させた。
 NATOに通知さへ無い単独行動である。

・米国とNATOの欧州メンバー間に共有の精神が消えている。
 NATOは、戦略的にも、政治的も問題を抱えていることを認識すべきだ。

・このまま無策を続けるのはNATOは"脳死"の状況である。

・今後NATOの団体安全保障体制の思想が有効かどうか、自分には判断できない。

バイロン



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