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香港民主主義の砦:祭英文の勝利 [アジア]

昨年6月、香港の民主化運動が始まった時点の世論調査で、台湾の大統領(総統)祭英文の支持率は3割を切り、再選はおろか、民進党党首の座も危ない状況だった。

今回の選挙の対抗馬だった国民党のカンコクユ氏の支持率は5割を超えていた。
カンコクユ氏は中国本土と経済交流の拡大を求めて台湾の経済活性化を唱えて圧倒的に有利と見えた。

祭女史の選挙戦。

モットーを”明日は我が身“、”今日の香港は明日の台湾”と、北京の中国政府、それに香港行政長官、キャリーラムの強引な香港市街デモ制圧行動に反対し自由と民主主義擁護に絞った選挙戦だった。

中国共産党政府の台湾に対する”一国二制度”政策ー”香港も台湾も中国の一部”だとする主張に真っ向から刃向かい台湾の主権を主張した。

最終の選挙結果は祭英文が57%、カンコクユ氏が38%と20ポイント差がついた。

僅か半年で形勢逆転劇がなった。

1996年導入の直接大統領選挙制度で最大の差である。


若い有権者が降って湧いたように祭英文の支持に回った。

これで香港の民主化の砦が台湾に誕生した。

今後北京の風当たりが一層強まる。

バイロン


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