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世界コロナワクチン事情 [テクノロジー]

世界でコロナワクチン接種が始まって、実証的に改善、変化が生じている。

その幾つか:

・ファイザー社は同社のワクチンの貯蔵に超低温は不要だと発表。
 それまで、マイナス60度Cから80度Cの超低温保存、輸送が必要としていたが、通常医療機関で
 使用の冷凍庫温度である マイナス15度Cから25度Cで効果は減じないと発表。
 但し、25日間だけ。

 冷凍設備持たぬ後進国に朗報でファイザー社の利益は爆発的に伸びる。

 尚、米国で使用許可の他のワクチン、モデルナ社ワクチンは一般冷蔵庫温度の プラス2度Cから
 8度Cで貯蔵可能。但し、30日だけ。

・種痘世界最先端国とされるイスラエルのシェバ医学センターは昨日、医学誌ランセットに、
 ファイザー社の二服ワンセット種痘で、最初の一服で防疫効果は85%の高い効率だと発表。

・英国はワクチン供給量に限界あり、多数に種痘をと、ファイザー、アストラゼネカ社のワクチンの、
 二服目の種痘を12週間の”広く遅れた”間隔で行っている。
 両社の使用規則は2服ワンセットで、2服目投与間隔は3週間としているがこれを無視してきた。

 昨日のランセット報告で英国政府は、実行中の"薄く広く"の種痘方式が認められたと声明。
 
 米国、EUは3週間ルールを守っている。

バイロン
 


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