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フェイスブックと豪州戦争 [テクノロジー]

豪州に本居を構える新聞業界の大立て者、マードック。

彼のニュース コープ社は世界の著名メデイアを次々と買い取って国際的に勢力を伸ばしてきた。

そこに出現の怪物、"ビッグ テック"に商権を奪われ始めた。

得体の知れぬ情報産業の参入者で勢いがすざましい。

フェイスブックやグーグル等の"ビッグ テック”はニュースを"国際的”な電波のネットワークで.即時多量に、且つ無料で流す。"有料で、地方的”な紙のメデイアは敵わない。発行部数は落ち続ける。

"怪物”は検索技術の独占を利し、宣伝広告分野でも、紙のメデイアを放逐する勢い。

もう、誰も、紙のメデイアー"新聞"ーの宣伝など見ない。

フェイスブックに載る宣伝広告をを見れば十二分に事は足りる。おまけに見るだけなら無料だ。

発行部数が減ったうえに、広告宣伝料まで"ビッグテック"に奪われては”伝統メイデイア”は死に至る。

マードッグは、紙のメデイアが持つニュースをビッグテックが利用したら応分の利用費を支払え、ニュースの無断使用は許さない、と主張してきた。

豪州政府は、同国人マードックの肩を持って、ニュースの有料化を進めるとする。

"ビッグテック"は使用ニュースに対価を支払う(マードックの懐に入る)仕組みの検討に入った。

フェイスブックは反撃した。

情報革命で時代は移り、あらゆる業種の運用則が変わった。

時代遅れの紙のメデイアの延命にビッグテックは寧ろ一役買っている。

地方の限られたニュースを国際ネットワークに紹介してやっている。

感謝されても、使用料を取られるとは承知できぬと怒る。

今週、フェイスブックは、一切の豪州関連ニュースの不掲載を決定。

豪州政府の公式プラットフォームまで削除する、と徹底的反撃に出た。

バイロン
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