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COP28最終合意書作り [国際]

ドバイの国連COP28会議。

議長はサルタン アル ジャバール。彼はアブダビの国営石油会社ァドノックのCEOでもある。

現地時間明日の最終日を控えて、最終合意書の討議に、参加198国が百家争鳴の有様である。

最初のドラフトで化石燃料は”フェイズ アウト(消滅)できる””の一文章があったが、原油生産国の反対で、修正し”フェイズ アウト”の一節が消えた。だが、揺り戻し強く、次の修正ドラフトで、問題の一節が復活したが、条件に”入手できる最高の科学に従って”の一文が加えられた。意味が曖昧で、これでは何時”フェイズ アウト”となるか目的が不鮮明だと反対派がおさまらず、”最高の科学”とはなんだ、フェイズ アウトを帳消しにする陰謀だと、また揉めている。事務局は昨日、改訂ドラフトを回付。それによると”化石燃料の生産と消費は、正しく(JUST),順序だてて(ORDERLY)、公平な(EQUITABLE)な手段によること”、と寿限無寿限無のぼやかしだらけ。フェイズアウトの文字は無い。


事務局は、翌日の予定の会議最終日を超えて延長会議の準備に入った。


バイロン

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