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インド ヒンズー国粋主義へ [アジア]

インド内務省は市民法(Citizenship (Amendment) Act )の発布を発表。アフガニスタン、バングラデイッシュ、パキスタンからの移民受付を”イスラム教徒でないこと”を条件とする。

インドには2億人のイスラム教徒がいるが、モデイ首相の率いるヒンズー教信奉のバラテイヤ ジャナタ党(Bharatiya Janata Pty (BJP) はヒンズー教独裁の”ヒンズー国粋主義”を進めて国内の、イスラム、そのたの宗教団体を圧迫してきた。

英国の植民地時代より分裂する宗教団体と部族集団の血なまぐさい抗争の歴史。ヒンズー教徒の制圧と”宗教部族戦争”を恐れチャーチルが固執した英国の管理。今回の市民法発布に国内イスラム教徒は神経を尖らせている。


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積極的インド通商外交 EFTAと合意 [アジア]

インドのモデイ首相は国際通商の推奨者。過去2年間に彼は、豪州、UAEと自由貿易協定を締結。先週は、16年も交渉が続いていた欧州の欧州自由貿易機構ーEuropean Free Trade Association (EFTA)ーとの自由貿易協定を合意。EFTAは欧州でEUに参加していない4か国の経済同盟。ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタインの4か国。

新協定はインドの輸入関税の廃止、低率化に対し今後15年間にEFTAより1000億ドルのインドへの投資が決まった。投資は医薬、機械、各種製造分野に行われる。

尚、かっての宗主国英国との自由貿易協定は、過去の愛憎が絡まって、難航が続く。


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北朝鮮 国境開放要求 米国務省 [アジア]

米国務省は、北朝鮮に対し、人道的目的の入国を認めるよう要請を行った。コロナ風邪以来、閉鎖されている平壌のドイツと英国の大使館に関し、最近、両国関係者が調査に入ったとの情報がある。米国務省は北朝鮮の幼児に、予防接種を行い、健康保険体制も整備を行いたい、と発表。米朝関係は最近最悪の状況。米韓の合同軍事演習実施で、対話も不能。


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フィリピーン 中国警備船衝突 [アジア]

BBC他のメデイアが伝える。本日午後 南シナ海南沙諸島、東部のセカンド トーマス礁(中国名、仁愛礁)沖で、中国、フィリピーンの沿岸警備艇が、攻撃的衝突を起こした。両国とも相手を非難。衝突の状況は、ヴィデオで記録されているが、ほぼ戦闘行為とみられる。


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習の中国 難題山積 [アジア]

中国の全人代が進行中。世界が見守る中国の問題は多い。そのいくつか;

・不動産業界の破綻

・消費、投資の縮小でデフレ現象

・外貨の逃避。自国通貨,元の減価で輸入品価格高騰

・企業業績縮小で、株価下落

・若年層、高学歴者の失業率、突沸

・欧米との外交的対立鮮明化


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中国全人代 注目の新予算 [アジア]

世界の国家、メデイア、研究機関が注視する中国の全国国会、全国人民代表大会(全人代)は全国の3000名の代議員を北京に集め、昨日より一週間行われている。党首脳部の決定を鵜呑みにする”ゴム印議会”である。李強首相の新年度予算案の開陳より;

・今年の経済成長を”約5%”とする。昨年と同じ。

 昨年の実績は5.2%だった。(昨年の目標値は、過去数十年最低

 の目標だった。)

・科学技術向上に昨年より6%増額の516億ドル(米ドル換算)を

 向ける。データ・AI技術の振興を支援する。

・軍事費は昨年同様、7.2%増額し、2,306億ドル(米ドル換算)。(今年の米国軍事予算は8.860億ドルで比較上、問題にならぬ低額)


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ミヤンマ―軍政府徴兵制施行 [アジア]

3年前の軍事クーデター以来ミヤンマー軍政府は、全土に反政府武装団体の抵抗活動に直面。著しく、軍事力を失っている。現在、軍政府の正規軍は総数15万人、内戦闘員は7万人(クーデター時点より3万の兵を失った)。軍政府は新規に強制徴兵制度を発令。18歳から35歳の男子、18歳から27歳の女子、に2年間の兵役を求める。また、医者等特殊技能者は45歳まで3年間の兵役。徴兵拒否者には3-5年の懲役。軍政府は、本年4月より6万人の徴兵を実施する。

たちまち、国内に恐慌。若者の国外脱出ラッシュが始まった。隣国タイへのヴィザ申請に、受付のタイ出先外交機関はパンク状況。


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豪州 大戦後最大の軍拡へ [アジア]

豪州政府は今後10年間で海軍規模の倍増を含め軍事予算のGDP2.4%

の増額を決定。アジア、太平洋の政情不安に対応する。アデレイドの造船力の拡大、地場兵器産業の育成、雇用の拡大を狙う。主要戦艦は、自国製造に加え米国、スペイン、ドイツ、韓国、日本からの輸入も検討する。


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人権無視の過去 インドネシアの新大統領 [アジア]

1990年代後半、独裁者スハルトの特殊部隊を率いて、インドネシアの民主化活動家を逮捕、拷問、拘禁。数名未だに行へ知れず。当時、米豪が名指して制裁の対象とした”恐怖の”プラボウオ将軍が次期大統領に選出の様子。独裁者スハルト大統領の娘婿として、権威を振るい、東チモールの独立運動、ジャカルタ市の民主化運動家を抑圧。その彼は、今や72歳、スハルト失権後、実業家に変身し、パームオイル、鉱物発掘で産を成し、自分の政党を創立。今回引退のジョコウイ大統領には過去2回の大統領選挙の挑戦に敗北。今回は、三回目の挑戦でテイクトックに、”可愛いお爺さん”として、若者とダンスをするイメッジ チェインジを図り、どうやら、決選投票なく新大統領に収まる模様。また、法定により退位するジョコウイ大統領は、息子のラカ氏、若干36歳を新大統領の副大統領に”差し出している”。また、ジョコウイは新大統領を、数年前に防衛大臣として自陣に抱える動きも政略も見せて、既に、新政権に隠れた”黒幕”の地位を確保しようとの動きを見せた。


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タクシン シノワトラ復権 タイの政情 [アジア]

タイのチェンマイの農家に生まれたタクシン シノワトラ。警察に奉職して、成績優秀で米国留学。帰国後、実業家に変身、初のテレコム会社を興して大成功。利益で自分の政党を創出。成り上がりものとバンコックの既成勢力から嫌われたが、農民層を票田として2001年に、タイ国初の民選首相に成り上がり。2006年の軍事クデターで追い出される。汚職、権力乱用の司法判断で、8年の刑。実行を逃れて海外逃亡。15年間をロンドンとドバイで過ごしたが、今年帰国。同時に、老齢(74歳)、病気で国王の恩赦が出て刑期が1年に短縮される。帰国後は、監獄でなく警察病院に収容されていた。昨日、国王のさらなる恩赦あり。ついに、釈放となった。未だに、タイ政界には、台風の目。これからの政情の変化は見逃せない。


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