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米国2020年大統領選挙 ブログトップ
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今度は共和党を分断:トランプの色気 [米国2020年大統領選挙]

フロリダの別邸、マララーゴに引き上げた前大統領トランプ、新たに支持団体Save America political action committee(救国政治行動コミテイー)を立ち上げ、来年の中間選挙を牛耳ろうとする。

昨日、永年、上院議会院内総務役を務め、トランプの忠実な番兵だった共和党の最古参議員ミッチ マッコウネルを痛罵。

大統領戦、上院議員選挙で敗北した責任を追及し彼は”陰気で、塞ぎ込み、笑わない政治屋"だと呼び捨て"来年の中間選挙で、彼の配下にいる議員、候補は落選しよう"とこき下ろした。

トランプは、中間選挙に至る予備選から彼のモットーである"MEGA”-Making America Great Againに同調する議員、候補者を支持すると語った。

超大物マッコウネル批判は異例で共和党に鋭い分裂が生じる。

何時までたってもお騒がせ者、トランプは未だ生きている。

バイロン


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家を治めらずに何が出来る;バイデンの米国 [米国2020年大統領選挙]

バイデンの米国に世界が希望を持つ。

しかし本日のドイツDW紙は注意を喚起している。

曰く:
・一月6日のワシントン議事堂乱入事件は"分裂”米国の悲惨な現状を写し出した。
 世界の民主主義諸国に衝撃を与えた。亀裂は根深く早期宥和は困難。

・米国の富の偏在、貧富の差は異常に拡大し対処できる社会保障制度が無い。
 税制を始め対応策に合意の兆しも無く、今後格差は増大し、社会不安は悪化する。

・人種差別問題は悪化の一途、南北戦争以来の状況である。抜本的解決の方向も見えない。

・バイデンが引き継いだ問題は厳しい国内問題で、彼の"美しい言辞”では解決出来る種類ではない。
 彼には無理である(incapable)。

・国内に難題を抱えたまま外交面で米国の威信を回復しようとしても、難しい。
 特にトランプの4年の"アメリカファースト”外交で友邦国に疑念と不安を与え、急にバイデンに指導を
 求める国は多くない。

・バイデン政権に多くを期待するのは間違い。4年後の次の政府への”つなぎ”と見るのが正しい。


バイロン








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走りながら着地:バイデンの船出 [米国2020年大統領選挙]

米国新大統領バイデンは就任と同時に15の大統領命令を発し、前任者トランプの施策を取り消し、乃至逆転。

主たる命令:
・パリ気象協定に再参加。
・WHOに復帰。
・イスラム数カ国からの入国禁止(islam ban)の解除。
・メキシコ国境の”壁”建設の中止。
・”壁”建設費用支出停止。
・北極圏自然保護地区の原油ガス開発の禁止。
・コロナ風邪対策の強化諸策。例えば連邦施設内のマスク着用の強制、ワクチン配付の強化、等。
・学生ローンの返済緩和、家賃支払いの猶予。
・カナダより重質原油輸入のパプライン建設計画の破棄。

等々、全てトランプ施策の否定。

バイデンは就任初日から、公約通り、全力で走り出した。

英語で言う"hit the bround running”ー走りながら着地するー船出となった。

バイロン

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異例ずくめのバイデン就任式 [米国2020年大統領選挙]

現地時間明日20日正午を持って、米国新大統領バイデンが誕生する。

首都ワシントンの就任式はトランプ支持者の暴動に備え2万人の州兵が配置され、道路は閉鎖されている。

正規軍が武装して配置されるのは始めて。

祝賀の民衆は排除される。

ドローンや飛行物体を使ったバイデンへの攻撃に備えてかってない厳戒態勢が敷かれる。

トランプは敗北を認めぬまま、就任式に欠席して(過去150年の歴史で始めての行動)最後の大統領専用機利用権を使い、午前中にフロリダの私邸マラマーゴに一家と共にエヤーフォース ワンで飛ぶ。

就任式には彼の代理でペンス副大統領が出席する。

明日早朝からの恒例の式典行事は旧大統領の参加が無く異常事態だが、今年はコロナ防止策が採られて、バイデンの宣誓式も、間隔を取った異例の式典となる。

バイロン


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新財務長官イェーレンの舵捌き:”ACT BIG” [米国2020年大統領選挙]

前米国連銀総裁イェーレンはバイデン新政府の財務長官。

初の女性長官である。

今週から上院での就任承認に審議が始まる。

新長官の主張;
・バイデンの緊急財務計画、1.9兆ドルの発動につき、資金的裏付けの困難は承知している。
 しかし積極財政発動しなければ短期的にリセッションが続き中期的に米国経済に重大な
 損傷を与える。

・現在歴史的な低金利状況で、大きな財政出動(act big)に有利であり、それによる、雇用の創造で
 得られる将来の利益は、短期の借り入れを凌駕する。

・最初の”数ヶ月”で、コロナワクチンの投与拡大、学校の再開、州政府への助成金の増額、
 失業保険の増額、困窮家庭への援助金配付、を行う。

・先ずはコロナ風邪の収束、失業者の復職、次に、破損しているアメリカ経済を再建し
 アメリカ労働者が世界市場で競争力を持つよう(compete globally)にリードする。

バイロン
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スコットランドのゴルフはお断り [米国2020年大統領選挙]

トランプはスコットランドのエヤーとアバデイーンにゴルフ場を所有している。

選挙でバイデンに敗れてから、トランプは連日ゴルフ場に逃避し、公務を放棄している感がある。

彼は、20日のバイデンの大統領就任式に伝統に逆らい、出席を拒否。

一時、彼は式の当日、米国を離れ、スコットランドの自分のゴルフ場で時間を過ごすとの噂が流れた。

昨日、スコットランドのスタージオン首相は記者の質問に、”コロナ風邪対策で、我が国には(必要な用途以外ーonly essential travelー”の入国を認めない”と、語り、トランプのゴルフ入国をやんわりと拒否した。

バイロン
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就任式:ワシントン道路封鎖 [米国2020年大統領選挙]

ワシントンDC警察は、バイデン大統領就任式の20日、ワシントンの道路を一時封鎖すると発表。

就任式準備事務局は、当日、トランプ支持者の妨害行動排除、コロナ風邪防止のため、就任式参加者は事前に入場券を発効されている人々に限定すると発表。

各航空会社は、当日、ワシントン行きの便から、”疑わしい行動の”旅客の排斥を発表。

尚、トランプ夫妻は就任式出席を拒絶、当日、ホワイトハウスを離れてフロリダのマラマーゴ別邸に移住すると見られる。

就任式にはペンス副大統領が出席の予定。

バイロン
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ポンペオ国務省作業停止 [米国2020年大統領選挙]

政権交代の最後の外交行動、国務長官ポンペオは予定されていた今週の欧州訪問をキャンセル。
NATO、ベルギー、ルクセンブルグ訪問を取り消し。
国務省は、同省高官の外交行動を一斉に停止。

本欄既報の国連大使の台北訪問もキャンセル。

ポンペオは、先週、次期政権の国務長官ブリンケンと引き継ぎの打ち合わせ。

長官は今回の決定は、バイデン政府への政権委譲を、円滑に行う為と声明。

バイロン
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政界から追放:トランプ弾劾他 [米国2020年大統領選挙]

あと1週間でトランプは大統領職を離れる。

議会は、彼の弾劾、即時辞任乃至放逐を模索する。

しかし、今頃になり、問題は、他にあると論議が傾いた。

先例、前例の無い世界で、仮に大統領の弾劾裁判で有罪と決しても、(他の方法で放逐されても)、彼の政治生命は絶たれない。(憲法学者には異論があるようだが)

トランプは4年後にバイデンと同じ年齢で十分大統領職を務められる。
彼は再出馬すると明言している。

共和党内部にも国家転覆の大罪(6日の議事堂襲撃示唆)を犯した以上、トランプを政界から永久追放すべきだとの声が上がり始めた。

別途法律の制定が必要なら、次期議会で立法すれば良い。

バイデンは上院共和党総務マコーネルと密かに会話したとCNNが報じている。

バイロン
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二回目の弾劾決議 [米国2020年大統領選挙]

米下院議会、多数派の民主党は現職大統領トランプの弾劾決議を纏めようと躍起。

歴史に初の同じ大統領に対する二度目の弾劾。
今回の弾劾事由は”国家転覆示唆罪”。6日の議会乱入の示唆責任を追及。
下院決議が通れば上院で弾劾裁判。三分の二の多数で、大統領有罪と、大統領職剥奪が決まる。

1週間後に大統領職をバイデンに譲るトランプ。
弾劾裁判となれば数ヶ月を要する。
もうトランプは大統領では無い。
一見無駄な弾劾だが、民主党の思惑は彼の”将来の政治生命”を絶つため。

即ち、トランプは既に;
・バイデン大統領就任式に欠席を宣言。バイデンの選挙勝利を認めないからとする。
・同じ、就任式日に、次回の大統領選(2024年)に出馬宣言を行う。
・2年後の中間選挙で、共和党必勝を期し、支援活動を行う。
と公言してきた。

憲法学者が議論しているが、弾劾が成立しても、トランプの再出馬を妨げる法的根拠は無い。

その為には、別の立法処置が必要。

バイロン
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