バイデンの新制裁 [プーテインの戦争]
昨日、米バイデン大統領はウクライナ4地区のロシア併合に
抗議し、下記の新規制裁行動を発表した。
・今年、ロシアの外に設立のオフショア企業で、武器輸入の禁止措置を逃れる企業の指定と、彼等への制裁。
・14の国際企業をロシアへの武器供給企業と指定し制裁。
・ロシア国会、ヂューマの109名の議員、ロシア連邦議会の169名の議員に制裁。
・ロシア中央銀行総裁、ラビウリナ女史を制裁。
・従来制裁対象者の家族への制裁決定。例えば、首相三ュテインの夫人と二人の子供、防衛相ショイグの家族。
・捕虜に対する残額行為を犯したロシア軍、ベラルーシ軍兵約900名に制裁。
・今後ロシアとベラルーシの軍に協力する国は、制裁の対象とする。
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メローニ政府の船出 [欧州]
イタリアの右翼政権は、初の女性宰相メロー二女史の下、発足した。懸念されたUEに対する強硬姿勢は影を潜め財政、外交姿勢は従順の一色。昨年、コロナ対策で、公的支出が突出し、対GDP公的債務額が、160%と、EU諸国でギリシャに次ぐ債務国とになり下がったイタリア。EUの救済資金の最大の受領国だが、受領には財政改革が条件。メローニは 行政組織の抜本見直し、無駄な行政支出の削減、を誓い、前首相、ドラギとの協力まで約す。懸念の公債売りは止まり、株価も上向きの気配。
メローニの船出に期待が高まる。メローニはウクライナ戦争で、徹底的にプーテイン非難を続けている。
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クリミアとの違い 4地区ロシアに併合 [プーテインの戦争]
プーテインはウクライナ4地区のロシア併合を宣言。8年前のクリミア半島併合時、ロシアは反ロシア勢力を武力で完全一掃しその後、”住民投票”を強行。今回の併合宣言時4地区の軍事状況はドネスク地区の40%、ルハンスクの30%がウクライナ軍の手中にあり。カーソン地区ではウクライナ軍の反転攻勢で地区首都、カーソンがウクライナ軍に奪取されている。同様,ザポルジア地区もウクライナ軍が優勢に立っている。プーテインは、支配の及ばぬ地区を併合したこととなる。
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