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連載ー英国EU離脱交渉 ブログトップ
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英国政府楽観的 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国首相官邸からのリークに依ると、EUとの離脱協定交渉は、進捗の兆しあり。

2000頁に及ぶ協定書の合意につき官邸からの発表は本日にも行われる公算がある。

次の段取りは、31日までに、欧州議会、英国議会の承認を取り付けること。

交渉経緯につき楽観、悲観論が分刻みで出ている。

バイロン
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厄介な漁業問題 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国EU離脱はあと1週間後。
ブラッセルの離脱交渉は漁業問題で動きが取れない。
昨日は英国ジョンソン首相とEU委員会議長レイエンが数度に亘り電話協議。
相互に、物別れ前にもう一日交渉団に時間を与ええうことに合意。

昨日EU交渉担当バルニエ氏は、欧州議会首脳に報告し、離脱後の新通商協定につき合意が可能の段階だがただ漁業権に関しては英国の最後の主張は、EUにとり“断じて”許容できない、と語っている。

離脱後、英国領海におけるEU漁船の操業規模、規制対象の魚種、合意の期間、紛争解決の方策、制裁とその程度、等々、詳細事項になると、両者の主張に歩み寄りは不可能だと報告。

バイロン



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迷走が続く [連載ー英国EU離脱交渉]

変種コロナ風邪の急な蔓延で、世界約40カ国がイギリスからのヒト、モノの受け入れを拒否。

異様な一国集中ロックダウンが生じている。

離脱交渉は、舵を失った船のように亦一日、方向も知れず継続した。

各方面から離脱交渉の年末を超えた延期を勧められているジョンソン首相は、昨日、明確に延期を拒否し、無協定でも英国は“やっていける(can cope)“と表明。

交渉団からは公に、中間報告がなされていない。

欧州議会は、合意部分だけでも文書化し議会で審議を進めるべきだとの抗議もある。

交渉経過を秘密にするのは民主主義に反するとの怒りも強い。

バイロン
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その時は過ぎた [連載ー英国EU離脱交渉]

欧州議会の設定した離脱協議の締切時間、昨日の真夜中が合意なく過ぎた。

ブラッセルの交渉団、他に選択なく本日も顔を合わせている模様。

欧州議会外交委員会議長、ドイツ代表マッカリスター氏は、協議が指定の昨夜真夜中までに合意できなかったので、欧州議会は、今後のいかなる合意も年内に協議、承認する時間を失ったと宣言。
今朝から議会代表と善後策の打ち合わせに入った。

イギリス国内では野党ばかりか保守党内からも、この瀬戸際で合意がないのは、無責任だとジョンソン首相に、交渉期限の延長をネゴるよう圧力がかかっている。

またスコットランドのスタージオン首相は、今週、変質コロナ風邪の流行で、イギリスが世界から締め出されおり、この非常時に離脱交渉を行うことは不可能だと、ジョンソン首相に交渉延期を要求した。

バイロン



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収拾つかず;漁業権問題 [連載ー英国EU離脱交渉]

現地ブラッセル、問題の”日曜真夜中”が近づいている。

離脱協定の交渉は、漁業権を巡り、進捗がない。

双方、争点は明確だが歩み寄れぬ。

英首相ジョンソンは”主権国の権威を認める”よう原則論を繰り返す。

フランス大統領マクロンは離脱後も英国領海内でフランス漁船の継続した”操業保証”を求めると再度
声明。

欧州漁業組合は交渉の現状では、欧州大陸の漁業の将来は無いとし、”時間の重圧”で譲歩できないと声明を発した。

ジョンソンーレイェン(EU委員会議長)との深夜の電話会談が試みられそう。

だが双方に準備ができぬほどの混乱がある。

バイロン
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英国経団連 最後の提案 [連載ー英国EU離脱交渉]

英国経団連は土壇場の離脱交渉団に、交渉の成否に関わらず、来年1月1日の大混乱を避けるため、
双方、6ヶ月間、現状を凍結する提案を行った。

その間双方は、新設の税関対処に慣れる”余裕時間(grace period)を持つ。

バイロン

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時間の重圧 [連載ー英国EU離脱交渉]

欧州議会は、UK離脱交渉に関し、合意案が”本日真夜中”までに議会に届けば、審議承認を年内に終えられると宣言。

すなわち、議会反応の限界を現地時間、20日24時と発表。

欧州議会承認は協定成立の不可避のハードル。

バイロン
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漁業権:EU内部分裂 [連載ー英国EU離脱交渉]

徹夜で続く離脱交渉。
昨日は漁業権交渉でEU内部に亀裂が走った。
離脱後のUK領海でのEU漁業者の漁獲量、沿海国別の割当に関し詳細に亘り対立が生じている。
総漁獲量に関しては、現状年間6億500万ユーロのEU漁獲に、双方の綱引きはEU切り下げ幅、
25%から80%の間で押し合っている。
また、対象魚類も合意に遠い。
それに土壇場で、EU沿海国、フランス、ベルギー、オランダ間で、新漁獲量の振り分けに付き
紛争が発生。
フランス 大統領は、そもそもUKが仕掛けた離別で、フランス漁民が損害を受けることは許せない、と強行発言。

漁獲量カットなら、UK魚類のEU輸出に特別関税をかけるべきだと主張。

EU離脱交渉責任者バルニエ氏は交渉は “moment of truth(最後の瞬間)”を迎えたと発言。

バイロン
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ノスタルジアという妖怪 [連載ー英国EU離脱交渉]

歴史で、帝国が崩壊する際、好戦気分(jingoism)、と懐古気風(nostaljia)が蔓延る。

UKはEU離脱で“主権を取り戻して“ 、その代償に“国力を失う”。

過去の栄光である”世界の大英帝国“、今や一文の価値も無い。

世界は互いに融通し合い、現在の国際秩序は、”帝国の一方的権力”を許さない。

“主権の価値”が変わってしまった。

ジョンソン首相は、“主権思想に取り憑かれ”ノスタルジアなる妖怪(chimera)に導かれ、UKを破滅に導く。

国民が気がつくのは何時のことか。

以上土壇場のUK離脱交渉に際して、FT紙コラムニスト、ステフェンズ氏の見解。

バイロン
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愛犬家に悪いニュース [連載ー英国EU離脱交渉]

大晦日にEUーUK離脱協定が不在の場合、UKの愛犬家には厳しい世界が待っている。

これまでは英国人がEU圏に愛犬を連れて旅行するのに、“EUペットパスポート”を取得すれば、何の特別チェックもなく入国できた。

だが、離脱協定不在の場合、UKの旅行者と連れのペットの入国は“第三国扱い”となり、来月1日より、EUペット規則の第二類の許可を必要とし、改めて“EU動物旅行パスポート“の取得の上に、犬、猫、フェレットはマイクロチップを体内に埋め込むこと、狂犬病種痘証明書、寄生虫排除証明書の取得が条件と一挙に厳しくなる。

北アイルランドからアイルランドへの出国も同様。

但し、逆の流れ、即ち、EU旅行者がペットをUKに連れ込むには、現在通り、何のチェックもない。(UKが条件を出していない。)

上記は、離脱交渉中の一項目に関する仮合意に過ぎず、全分野に亘っては約700に及ぶ、新合意が必要。

英国は所帯数の44%が何らかのペットを飼い、犬の数は900万頭の愛犬国。

バイロン
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