軋むアラムコ収益

サウジアラビヤ国営石油会社、アラムコは本年第一四半期の収益が昨年同期より２５%減少。

配当原資となるフリーキャッシュが１６７億ドル。

しかし会社はコミットどうり年間７５０億ドルの配当支払いの四分の一、１８８億ドルを支払う。

不足分は借り入れにより賄う。

配当の大部分は政府に支払われる。

第一四半期の総売り上げは昨年同期の６３２億ドルに比して５１４億ドルに減じている。


アラムコは３月に政府よりロシアとのシェアー争いの為当時原油生産量１２００万BDを１３００万BDの増産を命じられ、今月は一転して価格嵩上げを狙い６月より一挙に７５０万BDへの減産を命じられている。

アラムコは本年度の投資を昨年の３３０億ドルから２５０億ドルに絞り込む。

また同国のぺトケミ企業サビックの買収については中止せず予定通り第二四半期に実行するが買収金額６９０億ドルについてはリスケが必要と語った。

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