デンマーク祝日を犠牲に

デンマーク議会は、現在の国家祝日，10祝日日を1日削り9日とすることを決定。1日の休日返上で、1日分の国民労働力の援用、その給与支払い分に応じた所得課税、さらには、商業活動による1日分の収入と課税、その他で、国庫収入の一日分の増額が計算される。増加分で、まずは国家目標の軍事費のGDP2％達成年度を2033年から、2030年に前倒しする。さらに、国民医療制度への補助金の増額、当面のインフレ対策の原資とする。出し入れが国会で綿密に討議された。国会議論は、鋭く、明確に合目的的で、どこかの”先進国”とはまるで違う。尚、スウェーデン、ノルウェーは祝日は10日。ドイツは、13日。”プーテインの長い手”は予想外なとばっちりをもたらす。

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中央アジア囲い込み作戦

米国務長官、ブリンケンは昨日より中央アジアを訪問中。カザフスタン

キルギスタン、トルクメニスタン、タジキスタン、ウズベキスタンの5か国外相、カザフスタン大統領、トカエフと面談。これら中央アジアの５か国は、旧ソヴィエトのメンバー国でロシア系住民が多く、ロシア語を話す地方が多い。プーテインのウクライナ侵を機に、ロシア不信感、危険視が芽生えている。先の、国連総会のロシア弾劾決議に、５か国は轡を並べて棄権している。ブリンケンは、５か国の”主権、独立、国土保持”にアメリカの支援を約し彼らの準備作業に２５００万ドルの供与を発表。これまで”言葉だけの協力だったが今度は”現実だ”と強調。米国は、中国のロシアへの軍事、経済協力を重大な危険とみなすと、改め中央アジアが中国に飲み込まれぬよう釘をさした。

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