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EU 500億ユーロ ウクライナ支援資金 合意 [プーテインの戦争]

昨日、EU理事会で懸案のウクライナ支援資金500億ユーロの開放が決定した。4年間、ウクライナ政府の運転資金を賄う。EU27か国メンバーの内、ハンガリーのオルバン首相が独り反対していた。彼の主張は、4年間の長期支援は紛争の実態の急変に対応できず、単年ごとに支援額、支出様態を決めるべきだと、4年の期間に反対していた。彼を収める為、最終合意は、4年の支援を決めるが、毎年、使用状況につき、”レビュー”すること、2年後に、効果につき”必要なら”支援そのものを見直すと決定。これで、”ゴネ男”オルバンを黙らせた。決定により、ウクライナ政府は、政府職員給与、国民年金、健康保険の支払い原資が今後、4年に亙り、確保できた。


バイロン

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メローニのイタリアとアフリカ ”マッテイ 計画” [アフリカ]

今週、イタリアのメローニ首相は、アフリカの主要国,EU機関、世銀等をローマに招待し、イタリアとアフリカ大陸との関係拡大に乗り出した。国営石油会社、エニ社の伝説的経営者、マッテイの名を冠した”マッテイ計画”を推進する。アフリカに、閉じ込められ未開発のエネルギー資源をイタリアと共同開発し、地中海をパイプでつないで、広く欧州で利用する。また、アフリカには、財政支援を拡大し、教育、新技術、投資指導を行い、地場の経済、生活を改善し、貧困が故の欧州への移民の波を削減する。会議では、EUも世銀も、賛同して、手持ちの支援手法を採用して参加すると表明。だが、問題が指摘される。アフリカの首脳の参加人数が20名に過ぎない。会議の準備に、肝心のアフリカ全土の指導者の意見が聴取されていない。イタリアの手前勝手な自国利益優先の計画だと、アフリカ内部からの批判が強い。また、計画は、先進国によるアフリカの原油、ガスの簒奪の狙いにすぎず、環境問題に配慮に欠けて、環境汚染をアフリカに押し付けるのか、との批判が沸き起こる。

マロー二女史の大きな野望、いかに展開するのか。


バイロン

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