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巨大都市の断水 [社会、文化]

メキシコ シテイ―は人口2200万の巨大都市。異常気象で長く降雨がない。高地の湖水地帯跡に建てられたメガシテイ―はその水需要を地下の帯水層に頼ってきた。しかし、未経験の長期渇水で、帯水層の水補給が途絶えて、急激な地盤沈下が始まった。現在の沈下率は年間20インチにも及ぶ。急遽、周辺の低地都市部から水道パイプを敷設し、給水ポンプを採り入れる大工事を行ったが、猛烈な財政圧迫の上、なんと、漏水率が4割に及び、役に立たぬ。政府は、先月に続き給水制限命令を発動。現在は通常の25%減。だが、先の気象予想では、数か月先の雨季まで降雨は無く終に、メキシコシテイ―に”水なし”の“ゼロ デイ”が6月26日にくるとのメデイア報道まで出た。メキシコシテイ―の水道栓から一滴の水も出なくなる、との警報である。これを受けて、14日、メキシコ大統領、ロペス氏は声明を発し、政府は、全力を挙げて対応しており、メキシコシテイ―に断水の可能性は、無いと声明。


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