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マクロン:フランスは残る [中東]

過去3年、フランスはISのテロでパリ、ニース他が襲われ、シリヤでのIS掃討国際軍事連合に積極的に参加してきた。

この度、同盟国に事前相談も無くトランプが米軍のシリヤ撤兵を決定。

同盟国は混乱中。

国際軍と協力してIS掃討に最も力のあったクルド軍は、危険な立場に追い込まれている。

シリヤ隣国のトルコは従来より国内のクルド人口が国家分裂を招くと、恐怖し弾圧を強めてきた。(現在人口の約2割がクルド人)。

シリヤで、国際軍団と肩を組んでISと戦ってきたクルド軍が力をつけると、トルコ内のクルド人口が勢いをつける。

国家分裂が現実の恐怖となる。

トルコ エルドガン大統領は、アメリカのシリヤ撤兵でシリヤ内のクルド軍が弱体化すると見て、越境してクルド軍殲滅を狙う。

クルドはトルコにとりテロ団体だ。

トランプ宣言直後から、トルコはシリヤ国境に軍を集結させ、シリヤ内クルド軍を襲おうとしている。

一方、相談も無くトランプ宣言で置き去りにされた感のあるフランス。

連合軍に200名の兵を提供している。

昨日、大統領マクロンはトランプ宣言に逆らい、アメリカが置き去りにするシリヤ内クルド軍を助けると決定。

トランプのようにフランス軍はシリヤから撤退しない。

トランプ見解とは違いまだISは殲滅されていない。

戦いは終わっていない。

フランスは、シリヤ内クルド軍と協力を継続してISと最後まで戦うと決断。

フランスと同様、トランプ宣言に驚いて混乱中の英国。

シリヤのIS掃討に多くの軍を派遣している。

トランプが断りも無く逃げ出した。

英国は如何したモノか。まだ明確な姿勢を示さない。


困ったのはトルコである。

トランプに次ぎフランスも国外退去すると期待し、シリヤ クルド作戦に乗り出そうとしたのに、フランスが居座る。

当面越境行動は様子見となる。

バイロン
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