ロシア中国国境閉鎖：コロナ風邪

ロシア新首相、ミシュステインは本日深夜12時を期して､中国とロシアを結ぶ16の国境交通警備所を閉鎖すると発表。

4000キロに及ぶ中ロ国境の交通を遮断する。

中国政府に対し､”一時的”且つ”緊急避難”の手段だと釈明。

現段階でコロナ風邪のロシアでの発症は確認していないが予防的防衛処置だと、説明。

尚､ここ数年中ロ間の経済交流はめざましい拡大振り。

2018年は双方向貿易額は1100億ドルを超え､前年の25％増加。

ロシアに取り、中国は最大の貿易相手国となっている。

プーテイン､習合意で2024年までに現在規模を倍増する協定も出来ている｡

両国を結ぶ鉄道、道路、橋梁、原油パイプライン等のインフラ建設、整備は急ピッチで進み中ロ双方に新時代の蜜月が始まっている。

今回の国境閉鎖処置だが､本日現在、中国からの航空機の飛行禁止、中国人観光客へのヴィザの制限等の具体策は出ていない。

亦パイプラインによる､原油ガスの中国向けの輸出については影響がないと確認している。

バイロン