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Made in Paris < 2回目のコンフィヌモン > [連載ーMade in Paris]

先週の金曜日から、第2回目のコンフィヌモン(ロックダウン)に突入した。我が家の小さいアパートに、ぐうたら娘と彼氏がやってきた。2週間あるいは、1カ月間を一緒に過ごす予定である。窮屈だが、不思議と苦にはなっていない。三者三様、それぞれ異なる場所に位置づけて、勉強と仕事の時間を決めて、モチベーションを保っている。3月中旬頃からのおよそ2ヶ月間のコンフィヌモンに比べるとかなり緩やかになっている。生活必需品の購入に職業に必要な備品の購入も含めたので、規制の境界線がいまいち緩い感じもあるかもしれないと思ったが、心労やストレスを抱えた国民や経済に配慮して規制を小出しに導入したらしい。街並みを彩っていたブラッスリー・カフェもレストランも閉店は実に寂しい。ぐうたら娘は、完全なテレワークではあるが、研修先に週1で移動。もちろんデジタル版の申告書(スマホで生成)を会社から貰い持ち歩くことになる。ぐうたらママは、PCの前に座っていることが辛い日々であったが、長期間の在宅勤務となり、オフィスチェアを借りられて、不健康な環境から体に優しい環境へと変わりご機嫌である。食料品の買出しは、荷物を全部持ってくれるので、女王様気分で嬉しい。道中、周囲にはマスクもせず、あるいは鼻がチョコンと出てる人の横を通り思うことは、フランス人は、全員ではないのだが、イメージ的に権利を主張し、義務は果たさず、理屈を沢山だして、後の責任を人に押し付ける。これが感染者拡大に反映しているのかもしれない。コンフィヌモン2回目となると、認識の甘さが出て、自覚が薄くなり、友人の家に行ってしまったり、生活必需品と仕事に必要な備品の申請を交互にスマホで調整して、定められた1時間を超えて数時間外出をすることが出来る『悪知恵』を働かさないとも限らない。自分の自由や愛や時間を自分本位で決めるのもいいが、今だけは大切なイベントのノエルのためにも、我慢して隔離すること頑張って貰いたいと思う。舞
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