ロシア経済に破滅的効果 国際制裁

アメリカ　イェール大学の調査結果、プーテイン戦争に対抗する国際制裁の効果がロシア経済に不可逆的な破壊を与えている。調査結果、主だったところ：

・ロシアの物資輸出市場が、欧米より、アジアにシフト。傾向は、不可逆的。

・ロシアの輸入は壊滅状況。必要部品、技術、情報が遮断されている。

・ロシアの国内生産能力に致命的損害。２月の開戦から、本日まで１０００社の欧米企業がロシアから退去。

　合計の生産額の喪失は、ロシアGDPの４０％に及ぶ。補填の不能、混乱で、商品価格は暴騰中。

・プーテイーンの、緊急財政、金融政策は国内経済の混乱を短期的に糊塗するもので、常識を超えている。

・ロシアの予算は初めてマイナスとなった。実情は国内外に報じらるより”酷く、酷く”悪い。

・全ての経済分野に傷は深いが、特に６月は昨年６月に比べ、乗用車の製造は８９％下落。

　トラックは４０％下落。　ファイヴァ―　ケイブルは　８０％の下落。冷蔵庫は５２％、

　エレヴェイターは６０％下落。

・欧米、国際社会のロシア制裁が続く限り、”ロシアの経済”が消滅し”忘却”されるのは避けられない。

German Institute for International and Security Affairsも、同様の制裁効果を解析しており、ロシア経済への衝撃の深刻さを指摘している。

バイロン