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タイの民主主義は消えたか [アジア]

国民総選挙の意味は無い。タイの軍政府、あらゆる手段で民意を代表する政治勢力を妨害する。経緯は、広く報道されている。昨日の、上下院議会合同の、新首相承認の決議。また軍部の妨害で不調。新政党、前進党の党首,ピタ― リムジャロエンラット氏は42歳、タマセット大学卒業後、ハーヴァード、マサチューセッツ工科大学に学ぶ。今年5月の総選挙で彼の党は圧勝。爾来、新首相、新内閣の成立がもめている。昨日、上下院議会全議員による、ピタ―氏の首相就任の投票。375票が必要だが324票が賛成票。182票が反対、199票が棄権となっている。軍政府指名の250名の上院議員の投票内容は13名がピタ―首相に賛成、34名が反対票。159名が棄権。他の数十人は議会に現れず。ピターは政争の渦に疲れ果て、即時政界引退をほのめかす。空白となれば現職の軍政府首相プラユーの続投となりかねない。

民主主義は息をしているのか、タイ。


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エルドガン方向転換の条件 [プーテインの戦争]

リトワニアのNATOサミットに参加のトルコ エルドガン大統領。突然の回り右でスエ‐デンのNATO参加に同意。いかなる条件があったのか話題となったがBBC、本日の報道。まず、アメリカは輸出停止していた戦闘機F-16の輸出を許可。トルコが、ロシア製防空施設の買い付けを行ったことへの制裁だった。また、NATOはトルコのEU参加希望につき、側面支援すること、また、トルコにEU内のヴィザ無しの移動を許すよう、支援すること。以上が、BBCによるとトルコのスウェーデン参加合意の条件のようだ。


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CPTPP イギリスの参加 [国際]

BBCも音を上げている省略英語文字、CPTPPとはComprehensive and Progressive Agreement forTrans-Pacific Partnership協定の事、旧TPP協定である。参加国は環太平洋諸国11か国、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ―、日本、マレイシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ヴェトナム。メンバー間の自由貿易協定で2018年8月に発足している。日本の経済力が突出している団体である。この度、英国が、参加を決定。はじめて、創設者グループ以外からの参加で日本に次ぎ、大きな経済体となる。何かと居丈高となる”大英帝国”だが、日本とは建設的なリーダーシップを取ってもらいたい。英国の参加批准は全メンバーの承認を必要とし、約1年かかろう。


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