中国に異変 アメリカ移民の大群

それまで、年間平均、中国人の米国移住者は１，５００人だったのに、昨年の前半６か月だけで”メキシコ経由の中国人違法入国者”

３１、０００人が逮捕された。突然の入国希望者激増の実態、理由につき本日のCNNが詳しく報じている。昨年より、中国経済は報じられるより悪化している様子で米国移住希望者は本国の生活困難を理由としている。彼らの米国入国のルートは”無数の旅行業者”により”開拓されて”いる様子だが、一般にまず、トルコへの空路による脱出。そこから、中央南アメリカのエクアドルへ空路入国。（中国ートルコ―エクアドルはヴィザ無しで飛べる）そこからバスでコロンビア、パ

ナマ国境へ。そこからは、ヴィザ制約があり、徒歩でコスタリカ、ニカラガ、ホンヂュラス、ガテマラへ”違法入国”。それらの場所からメキシコまではバス。ルートにより、必要費用は変わるが、移住希望者年収の数倍で上昇中。特に富裕層は、日本ルート経由、メキシコに行くらしい。（CNNもこの富裕者ルートの詳細は未詳）。

突然のエクソダスにCNNは習近平政府の内政に、経済以外にも何か、異常が生じていると報じている。

バイロン

フランス高校生にユニフォーム

フランス教育相アタールの発表。

・今年９月からの公立高校始業式を期して制服を”試験的”に

　２年間、導入する。

・導入目的は、１）いじめ防御、２）学生の不平等扱いの削減、

　３）学業進歩。

・コストは半分を関連県（地方自治体）、半分を中央政府が

　負担する。学生、家族の負担なし。

途端に上がる四方からの反対の声。”制服”でいじめや、不平等扱いが全く消えないのは、アメリカ、英国の例を見れば、明らかではないか、無意味である、問題解決には、教師の質の向上が先決だが、教師の待遇が悪すぎる、”制服”はイスラム嫌いの”差別便法”にすぎない、等々。

”やって見なけらば分からない”フランス式進歩の実験の様だがうまくいきますか。

バイロン

ガザの将来 中東の米軍

米国務長官、ブリンケンの中東駆け足巡業の最中、先週　イラク、シリヤに駐屯する米軍に爆撃の嵐が襲っている。

現在、米軍１５００名が両国に駐留を続けている。

昨年、１０月末にガザのイスラエル武力行使とそれを後援する米国政府に、両国の民衆が反対し、米軍基地に抗議デモ、終には爆撃へと展開している。バグダッドの米軍基地には”巨大爆弾”が投じられている。以降、米軍は、守りを固めてが、終に先週、本格的対抗軍事作戦に切り替えた。イラク反乱軍団の指導者、ムシュタク　タレヴを殺害したと発表。

ガザの飛び火である。ブリンケンに火消しの妙案はあるのか。

バイロン