SSブログ

タイの金融緩和 景気刺激 [アジア]

タイの経済だが、コロナ風邪後の揺れ戻りで、しばし、インフレが続き、昨年10月まで、中央銀行は、8回連続した利上げを実施。現行、2.5%の金利となっている。昨日、中央銀行総裁と、スレッタ首相兼財務相との会談。事後、記者会見で、スレッタは10月からの3か月で景気が逆転し、需要が縮小、3か月のデフレに落ち込んだと利下げを要望したが、無論中央銀の中立性は犯さないと語った。中央銀総裁は、ここ3か月の価格下落は、政府の物価補償(電気料金、燃料代の補助)により、真の経済収縮を示していない、と反論。懸念のバーツ安は止まり、逆転の兆候を示している。スレッタは近く、政府の経済刺激策の、目玉として5000億バーツの”デジタル財布政策”を発表する。


バイロン

nice!(0) 

スウェーデンの覚悟 NATO32番目の新メンバー [国際]

プーテインのウクライナ侵攻で、北欧のフィンランド、スウェーデンは中立政策を放棄し、NATO参加を求めた。フィンランドは、先んじて31番目の新メンバーとなったが、スウェーデン参加には、トルコ、ハンガリーが執拗に条件を繰り出して、参加の目途が付きにくかった。今回、首脳部間で合意が成って、7月のワシントンでのNATOサミットでスウェーデンの32番目の正式メンバー参加を決定する根回しが成った。国民の歓喜の中に、昨日、防衛大臣、ジョンセン、国民防衛大臣、ボーリンは国民に呼びかけNATO参加が国家安全保障を100%は保証せず、国民の、普段の”状況意識”が、肝要と強調。特に、米国大統領選挙次第で、NATOの結束に変化が生じる危険を指摘。


バイロン

nice!(0) 

仰天のフランス首相人事 [欧州]

フランスのマクロン大統領、仰天の首相人事。昨日まで、教育相として高校生の制服問題で話題の、アトール氏を、急遽首相に任命。彼は、若干34歳。フランス史上最年少首相となる。教育相の前は、マクロンのスポークスマンとして、名を打った。また意外にも、彼は、ゲイであることを公言している。

昨日の仰天人事、仏史上最若年大統領マクロンは46歳、年金、移民政策で国内に対立のひずみを生じている。アトール氏は突如の首相任命で62歳の”希望の女史首相”ボルンにとって代わる。昨日、就任の演説で、”若い大統領、若い首相の組み合わせ”で”変化の時代が到来”したと宣言、3つの政策を発表;1)若年層の雇用促進、2)企業の活性化を阻止する行政規制の撤廃。企業活動を妨げる窓口手続きの廃止。3)若者の意見聴取拡大、強化。

”年の功より若さのエネルギー”。さて、マクロンモデルは流行るのか。


バイロン



nice!(0)