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広東語を守れ [アジア]

本欄で前にも取上げたが中国の言語問題。
11月のアジア大会が、広州で開催される。
これを機に、北京政府は広東テレヴィ局が公用語である北京語の放映を増やすよう要請。

これに敏感に反応しているのがマカオ、香港に多い広州出身者であり、広州で広東語を日常語とする人々である。 

昨日は香港国民公園にデモ。
デモ警備の警察官の数が1000名の騒ぎとなった。

イギリスの植民地だったマカオ、香港。

其の時代もイギリス政府により広東語は抑圧されたし、又今になって今度は中国本土、しかも北部の北京が、自分達の言語、北京語を強制する。
支配者の横暴が重なって見える。

北京語は唯一の公用語とはなっている。
然し歴史の苦しみが蘇る。

デモの指導者は"中国は数多い民族の集団である。夫々独自の文化と言語を有する。北京政府は、彼等全てを力でねじ伏せ、言葉を奪うのか"と語っている。

香港は、今や、アジアのハリウッドを目指す。

音楽、芝居、のエンターテイメント業種の発展は、全て広東語でなされている。

尚、香港は1997年から、マカオは1999年から中国の特別行政区域。

バイロン
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