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殿、殿中でござるぞ [社会、文化]

地震で、電柱がなぎ倒され、救急車を初め救急行動が阻害されているを見てきた。

いつからこのように街中を電柱が覆ってしまったのか。

世界主要都市に斯様な”特異な景観”を持つ処を知らない。

広重の風景画に電柱は描かれていない。

世界は日本人の美的感覚を愛した。

それが今では、まるで日本の原風景の如くどこでも、広い空は無く電柱の林ばかりだ。

広重が嘆くだろう。

バンコックは、至るところに林立する電柱から”たわわに”垂れ下がった電線が、人の手に触れるほどの”惨状”である。

電柱の林は、災害対策に危険なだけではない。

街の景観は国のショーウィンドウなのだ。

国の好感度を示すバロメーターでもある。

観光事業の発展にも大きなマイナスだ。

表題、殿、殿中でござるぞ、の殿中は、”電柱”と読んでください。

バイロン
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