タイの新首相 政治に素人登場

昨日、タイの上下院。新首相を選出。数か月まで無名の不動産富豪、スレッタ　タヴィシンを選出。彼は政治にはずぶの素人。不動産会社、サンスリ社の元社長。今回の議会の議決には、プエタイ（貢献）党より首相候補として推薦されていた。同日、帰国の元首相、タクシンは、権力乱用等の罪で有罪判決を受けて、１５年間海外に逃避していた。プエタイ党はタクシン設立のポピュラー政党。彼は帰国と同時に、収監された様子だが、一般の予測では軍、王族、主要企業群との取引で、タヴィシンを首相に据えて，自身は恩赦で、すぐに解放されるとみられる。

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タイ政局 タクシン帰国

無政府状態の混乱が続くタイの政局。混乱に輪をかけて元首相で１５年間、海外に、国内の、汚職他４件の有罪判決を逃れて隠遁生活を送っていた、タクシンが昨日、タイに帰国。７４歳になっている。上下院で、次期首相の評決を行う手筈のその日に、帰国。国王、軍、エリート官僚、有力財閥のバランスで政局が運営される国柄。先の総選挙で、国民が選んだ進歩党はどうなるのか。タクシンは自分が創立したタイ貢献党党を抑えており、混乱の中から次期首相を生みだす工作が奏功しそう。

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