マレイシアの怒り アセアンの怠惰

ジャカルタで始まったアセアン１０か国の会合。タイの軍事政府が、民選のサンスーチ政府を追い出してから３年。アセアンの民主化は画餅のまま。タイの軍政府は、民主化どころか、独裁権力を強化して、先行きは見えない。マレイシアの外相カデイール氏はこれ以上、アセアンが無策のまま、タイの独裁政治を見逃すわけにいかない、と強硬発言。同様の見解を持つ複数の外務相と行動のすり合わせを行っていると記者団に語った。今週末には、主要関係国、アメリカ、中国、日本の代表が会議に参加の予定。アメリカのバイデン大統領は欠席で、ハリス副大統領を派遣。中国、習近平主席も欠席で、李強首相を代理派遣。

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法王のロシア若者への呼びかけ

先週末、ローマ法王フランシスは、ロシアのセント　ピータースブルグにおける全ロシア若者カソリック教徒の集いに、ヴィデオ　メッセイジを送った。その中で法王は”諸君は偉大な母なるロシアの申し子だ。ピョートル１世、キャサリーン２世を生み、教養のある、文化の高い、人道的なロシア帝国。伝統を忘れるな、伝統を維持せよ。”と若者に活を入れた。これに対しウクライナ政府は、強烈に反論。曰く“”法王の説教はプーテイン帝国主義の広報に過ぎない。ロシアの若者にはロシアが他国を侵略し、無辜の人々を虐殺している現状をこそ教えるべきだ。”

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