DW紙のヘイリー退陣報道

ドイツのDW紙は昨日の米国大統領予備選、”スーパー　チューズデイ”で、退出を宣言した、トランプの対抗馬、ニッキ　ヘイリ―女史の退陣宣言を取り上げている。

彼女の主張点として；

・米国の国家負債は重大である。連邦政府の規模をこれより大きくすると、国家財政は破綻する。”大きな政府”は社会主義への道で、米国破綻に繋がる。

・現在、連邦議会は作動していない。

リーダー不在で、追随者ばかりだ。

・米国は、友好国との繋がりを強化すべき。特にウクライナ、イスラエル、台湾との関係は重要。

・国際外交からの米国の後退は平和より、戦争の危機を増す。

バイロン

最悪の独裁者？ヘイリ―の残したもの

昨日のスーパーチューズデイの大統領予備選挙。共和党は予想通りトランプが圧勝した。一人、抵抗してきたニッキ　ヘイリーは今後の予備戦から、脱退を表明。彼女は、ヴァーモント州、ワシントンDC.でトランプを破っている。またニューハンプシャー州、ユタ州で、40％の票を集めた。昨日投票直後の世論調査でトランプの弱点が明確になった。即ち、”高学歴州”、ノース　キャロライナ州、ヴァージニア州、カルフォルニア州等、で、ヘイリーに投票した人々に”若しトランプが共和党候補となったどうするか”の設問に対し、三分の二の多数が、”トランプに投票しない”と答えている。ヘイリーは退出したが、最終的にトランプが共和党の正式候補となったとき、彼を、支持しない、と断言。全国共和党のトランプ支持体制にも、賛同しないと明言。CNNは、米国政治史上最悪の独裁者が再現すると、トランプをこき下ろしている。

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