イタリア 新政府の仕打ち

イタリアの新政府、メローニ首相の移民政策。現在、北アフリカから南欧に違法移民のボートが漕ぎ寄せる。海上で彼らを難破の悲劇から救おうと多くの人権団体が救助船を雇い、監視している。ドイツの人権団体の救助船が海上で１５０名を救い、最寄りのイタリア、シシリア島、カタニア港にたどり着いた。だが、メローニ新首相は、救助された全員の上陸を許可せず。約３０名は救助に”値しない”と判断。船長に、”不適当な人々”を連れて出港するよう命令。イタリア国内に、メローニの”残虐な仕打ち”に反対の声が噴出。船長は、全員上陸が完了するまで、出航命令に従わなないと、居直っている。メローニ首相には文字どうり険しい”船出”とはなった。

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電力設備の潰し合い 寒さが武器に

ウクライナ戦争は気温零下の冬を迎える。ロシア軍は、首都またキエフを焦点にして、周辺都市の発電、配電装置をミサイル攻撃している。キエフ市長は既に回転停電を実施し、市内１２０か所に、温暖室を設けた。また、今後電力設備に破壊が進めば、全市民にキエフ退去の準備をするよう呼び掛けている。一方ロシア軍占領の南部のカーソン地区では、ウクライナ軍が電力設備を集中攻撃。同地に電力を配給するドニエプル河をせき止める水力発電装置、ダムを攻撃している。双方、寒さを武器とする戦い。

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