マードックに捨てられたトランプ

アメリカメデイアの最右翼の巨砲、マードックのメデイア　グループはフォックス　ニュース、ウォールストリート　ジャーナル、ニューヨーク　ポスト等を含む共和党支援の最強マスコミ。これまで、徹底してトランプを支持してきたが、今週、グループの全メデイアを挙げて、トランプ非難に大転身。中間選挙で、楽勝のところ、”馬鹿げた”判断ミスで共和党を苦境に貶めた”最大の責任者”と糾弾を開始。長い蜜月に終止符を打った。トランプの代わりにフロリダ州知事、デイサンテイスを次期共和党大統領候補に推薦する。トランプは、マードックとデイサンテイスに”後悔するぞ”と威嚇。

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バイデンのアジア訪問 アセアンとG-20

バイデン米大統領は今週、アセアンの首脳会議に出席、来週はバリ島のG-20サミットに参加。アセアン会議ではとかく口先ばかりのアメリカの外交姿勢を尻目に、中国の堅実なアプローチにアセアメンバーの１０か国すべてが取り込まれ、完敗のアメリカ。また、一方、中国とは対立姿勢ばかりで実質的接触不在の現実。バリでは、バイデン―習近平のトップ会談がセットされた。一方、米豪日印、４か国の新協力組織（クワッド）が発足して、バイデンは遅まきながら懸案のアメリカのアジア外交の”巻き返し”方向設定に乗り出す。なお、プーテインはＧ－２０に欠席。

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ウクライナ戦況 カーソンの奪回

ロシア国防相の命令で、ロシア軍はウクライナ南方、併合を宣言した4地区の一つカーソンの橋頭保からの退却が始まった。ウクライナ軍は、勢いに乗じて、失地回復に戦果を挙げている。しかし、ロシアは退却後、いかなる戦法に転じるのか。併合宣言に際し、プーテインは、併合地区の人民は”永久に”ロシア人となる、と気勢を挙げたが、カーソン地区の住民を、軍の撤退で見殺しにするのか。また、ロシア軍て撤退の最中、悪名高いロシア軍の暴虐行為で住民が虐殺されるのか。

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