リング エックスチェインジ 武器交換

ドイツのウクライナ軍事支援。”リング　交換”なる方式を進めている。直接武器をウクライナに提供せず、まずNATOメンバー国に手渡し、そのNATO国から間接的にウクライナに武器が受け渡される。メンバー国の提供する武器は、ドイツ提供武器とは限らず、手持ちの旧式の在庫武

器でよい。ドイツにとっては、国内の政治圧力、すなわち、ウクライナの武力抗争に直接関与反対の”平和主義者”、に対処できるし，NATO東方諸国の軍備は東西内戦時の古い武器で、これがドイツの”新鋭武器”で交換され、”在庫処理”にも役立つ。この方式、徐々に人気を得ている。

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カーソン市放棄か ドニエプル河東岸へ退却

昨日、ロシア国防相ショイグはウクライナ南部、カーソン地区ドニエプル西岸のロシア軍橋頭保から、ロシア軍の全面撤退を命じた。人員、武器、その他機器類をすべて、東岸に移動する。同地区はプーテインがロシアに併合宣言した４地区の一つ。首都カーソン市は橋頭保より、北方に近く、食糧、武器等物資は高速道路で運び込まれていた。しかし、高速道路がウクライナ軍の空爆で破壊され、ヒト、モノの運送が途絶えていた。橋頭保撤退は、事実上カーソン地区の放棄を意味する。ショイグは、一応ドニエプル河東岸に退くが体制を整え、回復作戦に打って出ると宣言。

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バイデンの記者会見

昨日の選挙結果を踏まえたバイデン大統領の記者会見。主要点；

・選挙結果は、民主主義、アメリカの勝利。

・共和党支持者の投票率が伸びなかった。

・マスコミ、”識者”が赤い波を予測したが起こらなかった。

・若い投票者が環境問題、銃規制に関心を持ってくれた。

・ウクライナ支援を超党派で進める。選挙結果が確定後、両党首脳を

　ホワイトハウスに招聘し、結束を固める。

・今月、８０歳になるが、次回の大統領選挙に出馬したい。

　家族と相談し正式結論は新年初頭に出す。

　

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赤いさざ波

開票前の世論は、共和党圧勝の予測。米国上下院とも”赤いツナミ”の大勝利。ふたを開ければ、上院は両党同数の状況。下院は共和党５０名の当選を目指したが現状１２名。ツナミどころか”赤い波”も起こらず”赤いさざ波（RED　RIPPLE)”にとどまった。最終結果はまだ出ぬが、既に共和党内部に責任論が噴出した。下院は辛勝となろうが、共和党の下院議長、院内総務、全国共和党幹部の新人事を巡り党内に派閥争いが生じている。予想外の厳しい結果に、トランプの２４年大統領選挙への出馬宣言にも黄色信号がともる。仮に、両議会が赤色に染まっても、バイデン大統領の残り２年間、前代未聞の議会法案の大統領拒否権の乱発が予想され、米国議会リスクは高まった。昨日、米株価は暴落。

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