ポーランド首相とマクロンの喧嘩 [欧州]
ポーランドのモラヴィエッキ首相は、フランス マクロン大統領を批判してきた。
”いったい何度、ロシアのプーテインと会談、電話会話をしているのか。一体、ウクライナ停戦に何の効果があったのか。”、さらには、”犯罪人とは会談,協議などしないものだ”、”ヒトラー、スターリン、ポルポトと和平協議した例があるのか”とこき下ろしてきた。
これに対して、マクロンは、ポーランド首相は”極右主義者で、ユダヤ嫌い。フランス大統領選挙に違法介入し、極右のルパン候補を支持している”と反撃。
昨日ポーランド政府は,マクロン発言の真意をたださんと、駐ポ フランス大使を召集した。
バイロン
フランス大統領選挙 [欧州]
本日、フランスは大統領選挙の第一弾、首位二人を選出し、24日の決算投票となる。最終世論調査で、支持率は;
・現職マクロン 26.3%
・極右ルパン 21.1
・メランコン 17.0
・ゼムール 9.5
・ペクリース 8.1
マクロン、ルパンが決選投票の場合;
・マクロン 52.6%
・ルパン 47.4
両者の差は狭まっている。
バイロン
イタリア ロシアガス離れ [欧州]
イタリアは天然ガス需要の4割に当たる年間300億リューベ(立法メートル)をロシアから輸入している。
次に、アルジェリアから、3割に当たる210億リューベを輸入中。
ドラギ首相は、来週、アルジェリアを訪問。
アルジェリアからのガス購入量を増やす。
アルジェリアからは、、チュニジアを経由して地中海海底パイプラインで輸入しているが、パイプラインに三分の一の余力がある。
パイプ能力いっぱいまで購入量を増やすと、ロシアからのガス購入量を三分の一に減らせる。
追加設備投資も不要。
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パキスタン政変 カン首相不信任 [アジア]
パキスタン クリケット チームの人気主将だったカーン氏(69歳)は、2019年に首相に就任。
汚職排除と、経済再建を旗印に,颯爽と登場。
すぐさまコロナ旋風に巻き込まれ、経済は破綻の瀬戸際に追い込まれた。
ロシア、中国寄りの政策スタンスで、注目され、ウクライナ戦争勃発と同時に、モスクワに飛びプーテイン支援を表明している。
先月来、議会野党は、カーン失策を攻め、不信任案を上程。
カーンは”アメリカが裏で工作する政府転覆の陰謀”だとし、不信任案の採決を拒み、議会を解散。
これを最高裁が違憲だと拒否。
昨夜、不信任案が可決された。(下院342議席中172議員が賛成のきわどさ。)
カーンは辞任。
議会は来週、新首相を選出する。
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