オーストリア首相モスクワへ [欧州]
オーストリアは自国天然ガス需要の8割までロシアに依存している。
特に金融界はモスクワとの連携が密である。
NATOにも参加せず、軍事的”中立”の立場を維持してきた。
他の西欧諸国からは、かねてより、ロシア寄りだと疑念の目を受けてきた。
ウクライナ戦争勃発後は、西寄りの姿勢を顕著にし、EUと同調し各種ロシア制裁に参与している。
首相ネーハマーは本日よりモスクワ訪問。
プーテインと会談予定。
首相は出発に先立ち,EU委員会,EU理事会トップ、ウクライナ、ゼレンスキー大統領と打ち合わせプーテインと”妥協せず”和平の道を探ると、する。
バイロン
世銀新レポート ウクライナの惨状 [国際]
ドイツDW紙が報じる、世銀のウクライナ経済最新レポート。
・ウクライナの今年のGDPは、昨年に比し25.1%収縮する。
・約 50%のウクライナ企業が閉鎖中。
・黒海の港湾が破壊されウクライナの穀物輸出の90%が消滅。
全輸出の50%が消滅。
・ロシアの本年度GDPは昨年比11.2%減少しよう。
バイロン
ロシア 原油ガス禁輸 足並みそろわぬEU [欧州]
ウクライナ情勢悪化に連れて,EUはロシア制裁を強化する。
決定的な鍵はロシアからの原油、天然ガス輸入停止。
だがEUメンバー諸国は、ロシアのエネルギーの依存度が違う。
全面輸入停止となると、国家経済が破綻するメンバー国も多い。
特にハンガリーは断固反対である。
EU決定は全員一致が原則。
解決には時間がかかりそう。
バイロン
フランス大統領選挙 マクロンとルパン決選投票 [欧州]
昨日、フランス大統領選挙。90%開票時点で、現職マクロン、ルパンの2候補の選出が決定的。
24日に両者の決選投票となる。
53歳の極右ルパン女史は、三度目の挑戦。
最近の彼女の発言から立ち位置は;
・EU懐疑派
・プーテイン尊崇、NATO懐疑派
・イスラミスト排除、イスラム教徒の服装禁止
・移民制限
・フランスの栄光、威信の回復
バイロン