バイデン 議会に銃規制呼びかけ [アメリカ州]
昨夜、アメリカ バイデン大統領はホワイトハウスより、議会に異例の呼びかけ。頻発する銃乱射事件に従い、攻撃用ライフル銃の禁止他、銃規制を立法するよう要請。共和党に”相変わらず”反対するならやって見ろ、と中間選挙を見据えた挑戦状。
残念なことに、同じ時刻に、アイオア州エイモスの教会で、またまた、銃乱射事件。3名が死亡(警察にも詳細未詳)。
バイロン
マクロンの外務省改革 エリート意識の排除 [欧州]
フランス マクロン大統領の外務省改革案に昨日全世界のフランス大使館、公館が抗議の声を揃える珍事が発生した。
マクロンは、外交官の各種特権の廃止、高級外交官の、他省庁との人事交流を提唱する。
外交官、外務省従業員の”エリート意識”は時代遅れだとし、かって例を見ない改革を提案。
昨日の反対の抗議は、外交技術は特別で、言語能力等専門性が高く、蓄積された歴史的外交経験が重要と、外交官の”格下げ”に反対。
また、マクロンがとかく独りよがりの、個人的功名を狙う単独外交を好み、フランスの国益を害すると指弾。
現在、フランス外務省職員は、13,500人。内、大使資格者と審議官が800名。
バイロン
国民食チキンライスに異変 シンガポール [アジア]
シンガポールは毎月360万羽の生きた鶏を隣国マレイシアから輸入してきた。
シンガポールの伝統の国民食”チキンライス”の最重要食材である。
マレイシアからの輸入は、シンガポールの鶏肉消費の三分の一を占めている。
国民の誇り”チキンライス”には生の鶏肉が必要、冷凍品ではまるで味が落ちる。
ところが、マレイシアに異変が生じた。ウクライナの穀物輸出が停止して、鶏の飼料価格が暴騰し、養鶏所の経営が成り立たなくなった。鶏肉、鶏卵、砂肝肉の国内値段が暴走を始めた。
マレイシア政府は、緊急処置として、今月1日よりシンガポールへの生鶏の輸出を禁止した。
途端に、シンガポールは”パニック”状況に放り込まれた.
代替輸入としてタイ、ブラジルからの冷凍品がある。しかし、急な輸入先の変更には時間がかかるし、”冷凍チキンライス”では、本物と違い国民が許さない。
バイロン
長期戦 無関心戦争 [欧州]
ロシアのウクライナ侵攻から100日が経った。
当初ロシアの圧倒的な火力で数日中でウクライナ政府の崩壊が予測された。しかし、ウクライナ国民の英雄的抵抗、西欧からの武器供与で戦線は膠着状況。
ロシアの常套句。”我々は腕時計は持たないが時間はふんだんにある”。
今やプーテインは長期戦に切り替えた。消耗戦に切り替えた。
対峙する西欧は、エネルギー、食糧価格の高騰で、超インフレに苦しみだした。欧米民主主義諸国には、選挙のサイクルが巡る。
インフレ対策で国内が割れる。
西欧のロシア制裁の結束は、いずれ揺らぐ。
一方、プーテインは、国内の反対勢力を武力で封じ込め、報道機関も完全に一手に掌握して、独裁者の地位を固めている。
遠からず、西欧にウクライナに無関心層が増える”。
プーテインは長期戦なら負けない、と確信しているようだ。
(CNNホッジ記者の記事より)
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