トルコ5月のインフレ率:73.5% ドイツの10倍 [経済]
世界の金融の流れに逆らって、低金利政策を継続するトルコのエルドガン大統領。
先月のインフレ率が昨年5月比、73.5%に突出。
ちなみに同月のドイツインフレは7.9%で、約10倍となった。
トルコのリラ通貨は、急速な減価が進んで、昨年は44%、今年は
5月末までに対米ドル23%の価値を失い、原油ガス等エネルギー、食糧等の輸入代金がその分暴騰している。
現状、トルコ国民は仰天してパニック状況。
首都アンカラからイスタンブールへの高速列車代金が1月は84リラだったのに195リラに上がっている。
バス料金はさらに大幅値上げ。
大統領はインフレは高金利の所為だとしさらに金利低下を示唆する。海外資本の投資、観光客の誘致に必要と強硬。
年内に、インフレ率が3桁に達すると国民は恐怖している。
バイロン
アメリカの苦悩 5人に1人の妊娠中絶 [社会、文化]
アメリカ社会の最大の問題。
妊娠中絶問題。
2020年に全米の妊娠中絶者は90万人を超えた。
懐妊者の20%に及ぶ。
世界で群を抜く高い比率である。
各州に異なった中絶法が施行されているが、近く連邦最高裁判所の判断が示される。
これまで合法的事由あれば中絶は合法とされてきたが、増え続ける中絶数、生命起源説をめぐり、”中絶社会”にブレイキがかかりそう。
バイロン