英国スナック内閣改造

２０２２年１０月に誕生した英国スナク保守党内閣。発足以来、国民には不人気で、世論調査では常に対抗馬、労働党に二桁の差をつけられて足取りはおぼつかない。首相は内閣改造を断行。左右に振れて、言動不安定ながら極端な言辞を振りまく内務相、セラ　ブラバーマンを更迭。現外務相クレヴァリーを横滑り指名。空いた外相に７年前まで、首相だったデイヴィッド　キャメロンを指名。彼こそブレシットの国民投票を演じた張本人。首相の座を明け渡して、議員資格を放棄、執筆活動、破産した金融会社の役員を務めていた。同氏は閣僚資格を得る為貴族院の終身会員の指名を受けた。不人気のスナク首相は、解散、選挙には打って出られない。現在では労働党に惨敗だ。識者によると、スナクは来年のアメリカ大統領選挙、その結果によるトランプの再生政権の出現の有無と彼の外交、軍事政策を見極めたい、と時間稼ぎに走っている。

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