米国防省１億ドル追加救援 ウクライナ長期戦

昨日、アメリカ国防長官、オーステインはウクライナ　キエフを突然”予定外の”訪問。国防省は１億ドル相当の武器を至急供給すると発表。３００万丁のライフル等、小型火器、正確ロケット発射装置ハイマースの追加設備器具を含む。同時に、長官は、アメリカ国防省は、ウクライナの長期戦に備えて、支援体制を整えていると明言。ロシアの侵攻以来アメリカは、４００億ドルに及ぶウクライナ支援を行っていると発言。

バイロン

天才と気違いの差 アルジェンチン新大統領

かっては南米一の裕福国だったアルジェンチン、数十年続いているペロン党の独裁政治。ついに、国内経済が破綻の瀬戸際。１０月の年間インフレ上昇率が１４３％。自国通貨ペソは見る影もなく、既に、燃料、薬品の輸入に支払いのドルが無い。先週末の大統領選挙。政治に門外漢の”エル　ロコ（気違い）”のあだ名を持つ５３歳のジャヴィエル　ミレイ氏がペロン党をぶち壊せの掛け声のもと、新大統領に選出された。元、ローリング　ストーンズの前座で歌っていた歌手上がり、２年前に自動のこぎりをもって、ペロン党打倒の政治活動を開始。まずは、中央銀行の廃絶、自国通貨ペソの廃棄と米ドル紙幣の使用、政府組織の半減で行政費用の節約、妊娠中絶の絶対反対、等を唱え、新大統領となる。米国のトランプを信奉し、今回の当選でも、トランプから最初の祝福を受けた。記者会見で”気違いと天才の差は？”と聞かれ、”成功だ。”と答えてやる気満々。

バイロン

インドネシア マレイシア 反西欧運動

ガザの紛争以来、アジアの二大イスラム教国、インドネシアと、マレイシアでは、”ハマス支援”、”反イスラエル”、”反西欧”の民衆デモが激化している。両国とも、イスラエルとは正式な外交関係を持たない。インドネシアのウィドド大統領は、問題の元凶はイスラエルのパレステイナ土地の不法占拠と、不法封鎖だと、ハマス支持を表明する。マレイシアのアンワール首相はこれまでハマスとの関係を重要視して、交流を深めてきた。両国ともに、一方的な、ハマス非難にまとまる”西欧の二重倫理”に反対している。特に、米国のバイデン大統領の発言、”ウクライナも、イスラエルも同じ民主国家で、国家転覆を狙う敵と戦っている。”

と、ロシア、ハマスを同類項とする姿勢に、強く反対している。

バイロン