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7.25ドルから15ドルへの戦い [バイデンのアメリカ]

バイデン政府は永年の闘争目標、連邦最低賃金を時給15ドルに嵩上げする法案を議会で審議する。

ここ10年来の論戦続きで、神学論争に近い。

民主党は、労働賃金を上げれば、労働者の支出が増え企業収入が増えて、経済は好転するとする。

低賃金の労働者は、食費、家賃の支払いにも事欠き、種々の連邦財政救済策を必要とし連邦財政力を弱めてきた、と主張。

一方、共和党と産業界は企業利益マージンは薄く、労賃を上げれば、競争力を失い、破綻するとして、反対を続けてきた。

過去10年の紆余曲折で、現在、時給7.25ドルが連邦最低賃金と定められている。

予備選をバイデンと戦った、サンダース議員が、民主党が優勢となって上院予算委員会の議長格上げされた。

”如何なる手段を講じても”15ドルを達成すると息巻いている。

バイロン

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6億服のワクチン [バイデンのアメリカ]

バイデン大統領は、ファイザー社、モデルナ社からの4億服のコロナワクチン既契約分に追加してそれぞれから1億服の追加契約を行った、と発表。

これで手持ちのワクチンは6億服となり、全国民に十分な量を確保したと発表。

来週より、整理して全州へ配付を行うとし、コロナ対策は”戦争行為”より大変だと強調。

全国民の接種は”夏の終わりか、秋の始まり”には完了すると、宣言。

バイロン
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コロナで倒れたコンテ政府 [欧州]

第二次世界大戦後最悪の経済収縮に苦しむイタリア。

コンテ首相は辞任した。

3年前、”国民の弁護士”の呼び声で担ぎ出された大学の法律教授。
まるで政治経験が無かった。

ほぼ毎年政府が交代する悪名高い不安定政治国。

離合集散の”短期連立政府”が当たり前。

いがみ合っている五つ星党と民主党を主軸とするコンテ内閣。

3年続いたのは奇跡的。

今回、コロナで打たれ続ける経済対応につき、終に連立の一小党が離脱。

EU共同のコロナ救済基金から、最大額の割り当てを得ているイタリア。

用途に関し異論が出て破局となった。

コンテに総選挙の突破口は無い。選挙戦はコロナ伝染の爆発に繋がる。

またもや、定番のイタリア風政治劇が始まる。

バイロン
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