1兆ドルインフラ整備法案上院通過;超党派議会の兆し？

昨日のアメリカ連邦上院議会はバイデン政権提唱の　1兆ドルに及ぶ”インフラ整備法案”を69－30票で可決した。

共和党院内総務、マコーミック議員以下9名が民主党に同調、1名が棄権。

主要議員が多数、”トランプ陣営”を離脱して超党派の行動を採ったのは極めて珍しい。

本案は、下院の審議に回される。

小差ながら、下院は民主党優勢。

トランプは昨日の上院での”反乱”に、マコーミックを”実力を最も過大評価されている男（“the most overrated man in politics”.”と毒づいた。

バイロン

リトワニアと中国:台湾問題で衝突

先の大戦でソ連の占領下にあったバルト海三国。

リトワニアは国会で中国新疆自治区に”残虐行為”有りと認定している。

フアウェーのG5設備の導入もEU内で率先して拒否している。

東部EUメンバーと中国との交流組織（17＋1）からもEU全体の統合を阻害すると脱退している。

EU諸国中で最も台湾支援の姿勢が強い。

いち早く、コロナワクチンを送り届け、5月以来、双方に　公的代表事務所を設立。

これに抗議して、昨日、中国政府は、リトワニア駐在中国大使を帰国させる挙にでた。

同時に、リトワニアの台湾代表事務所の閉鎖を求め、”中国主権の侵害”を即時停止する様、警告を発した。

バイロン

クオモ ニューヨーク州知事辞任

父親も3期続いたニューヨーク州知事。
63歳のアンドリュー　クオモも3期目の州知事。
コロナ対策で明快且つ積極的対応で、人気を博し、次期アメリカ大統領の呼び声が高かった。

しかし、知事周辺に、一部の女性職員が彼の”愛寵”を嵩にして、権威を振りまわす”不自然な職場”が形成されていた。
また、11名の女子職員からセクハラの訴えが表面化し、州検事総長が調査に乗り出していた。

知事は昨日辞任声明。

後任はホウカル（Hochul）副知事。
63歳の弁護士。
初の女性ニューヨーク州知事となる。
彼女は来年の知事選挙まで知事職を務める。

バイロン