コロナウイルス試験の良否 ウイルス先進国英国の論議

コロナウイルスの変種、オミクロン風邪が荒れ狂う英国。

政府が推奨している､個人のウイルス試験に批判の声が吹きだしている。

所謂　rapid lateral flow tests'(日本語の適訳語がみつからない。即時平行流試験が直訳）はPCR試験より､廉価で、自宅で行える手軽な試験。

何故､オミクロン風邪の感染が発見できていないのか｡

試験そのものに欠陥があるのでは無いかの批判である。

オクスフォード大学、医学博士ピート(Tom　Peto）は”未だに完全なコロナウイルス 試験は発見されていない”､と明言。
”世上出回っている試験は皆不完全(”bad　lot”）、政府奨励のテストは他より良いだけ。”と語った。

バイロン

リズ トラス EU担当相に 能吏の躍進

長く英国のEU担当相だったフロスト氏は先週末、辞任。

ジョンソン首相のコロナ対策が、揺れて国民に不信を招いている､とするのが辞任理由｡

英国のEU離脱以来、北アイルランドの扱いをめぐり、事態は混迷を深めている｡

EUに対し強気一方のフロスト氏に国内でも批判が強まっていた｡

後任に､今年6月に任命された外務相リズ　トラス女史が指名され､女性平等相に加えて3っつの閣僚ポストを兼務する。

彼女は国際通商相を担当していた当時、日本との自由貿易協定を纏めた辣腕ぶりは記憶に新しい。

2010年にニューフォーク地区から国会議員に選出されて、僅か10年で政界の中心にのし上がった彗星。

2016年、英国のEU離脱国民投票時には、離脱反対のキャンペンをリードしていた。

バイロン

香港議会選挙 選択の抹殺

国民の自由な選択権が目の前で圧殺される。
昨日、香港の行政院代表選挙(国会に相当)の投票率が
30．2％。市民の7割が､幻滅して棄権。
中国共産党政府の”巧妙な”やり口が世界に見せつけられた。
結局､最後に苦しむのは誰か。

バイロン