超インフレ 悩むポーランド

ポーランド中央銀行の発表。

・来年第一四半期の経済成長は０．５％に落ち込む。

・同期のインフレ率は１８％を超える。

与党は、インフレの７割がロシア　プーテインのウクライナ戦争

に原因があるとし、”プーテインフレイション”なる新語を使いだした。

尚、同中央銀行はロシアのウクライナ侵攻以来、６回の利上げを行い、現在６．５％。９月に再利上げを示唆。先月の年間インフレが15.5%でEU最高だった。  

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EU１５％ロシアガス削減

ＥＵメンバー国は８月から来年３月までロシアから輸入の天然ガスを自主的に１５％削減することに合意。ただし、ハンガリーは反対で合意に参加せず。またEU内のパイプライン網により本合意に参加できぬ例外国はアイルランド、マルタ、キプロス。その他、細かい例外規定あり、執行に困難が予想される。

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ルフトハンザ航空終日スト

ドイツの国家航空会社、ルフトハンザは本日２４時間の陸上勤務員２万人のストライキに入る。コロナで３年間、給与を凍結、厳しい人員整理に会い、今深刻な人手不足。加えて強烈なインフレに見舞われている。組合は、９．５％の給与上昇、従業員再雇用を求め会社と交渉を詰めてきたが終に決裂。本日、ドイツの主要空港はほぼ完全閉鎖状況に入る。

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ロシア ノルド ガスパイプライン２０％に絞る

ロシア、ガス公社　ガズプロムは明日より、バルト海海底パイプライン　”ノルド　ガス　パイプライン”の輸送ガス量を”技術的理由”により、現在の半分に絞ると宣言。ドイツ政府は、”技術的理由”は無いと反論。かくて、昨年に比し、同パイプラインの送量は２０％に落ち込む。尚、ガズプロムはガス代金支払いにロシア通貨ルーブルを要求、これを契約違反として、契約通り、米ドル乃至、ユーロ支払いを主張した、ブルガリヤ、デンマーク、フィンランド、オランダ、ポーランドには、ガス供給契約を破棄し、現在、ガズプロムは一切のガス供給を停止している。

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ペローシ訪台 中国の威嚇

米連邦議会、下院議長のペローシ女史は台湾訪問を企画中。これに対し中国外務省は、”毅然とした強力な対応策を講じる”と威嚇を繰り返す。バイデン大統領は、ペローシ訪台は今は最適時期ではないと、消極的。昨日ペローシは記者団に、まだ訪問の詳細は決めていない、大統領は、私の飛行機が中国に撃ち落とされるのを心配している、と語った。一方、ブリンケン国務長官は、自分もペローシ女史の台湾訪問に同行する、自分は中国政府より、中国への入国は禁じられているが、台湾には入国できる、とツイット。

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蓼科高原 夢の気象

主人は、東京の猛暑に音を上げて、奥さんと私を車に押し込んで、蓼科の山荘に逃げてきました。１４００メートルの標高、蓼科高原は、暑さ知らずの天国のようです。気温は日中でも２０-２２度。空気は湿気を含まず、風は爽やかに澄みきっています。夕刻は暖房をつけています。主人は、オイ、テイテイよ、こりゃ不思議だ。少しの標高の差で、こんなに気温は下がるものか。テレヴィの天気予報は一体、標高どれほどの高さでの話なのか。日本は高低差のある山岳国。高地の気象がこんなにも違うものか。差が異常気象で強調されるのかな、と話しかけます。主人が住んだロンドン、シドニー。英国も豪州も、平たい国。今ニュースでは両国とも熱波で逃げ場がない。日本は恵まれている、と話しています。テイテイ

全ヨーロッパ戦争 ドイツ大統領宣言

昨日、ドイツ大統領、スタインメイヤーはパダーボルンのリボリの祭典で宣言。

曰く、ロシアのウクライナ侵攻は、ウクライナ一国への攻撃ではない。侵攻は、全ヨーロッパの信条と団結への挑戦である。欧州戦争である。内部に苦悩は生じているが、結束を乱さず戦おう。

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戦況優勢 ゼレンスキー

日常の戦況報告で、ウクライナ大統領ゼレンスキーは、昨日、ウクライナ軍は優勢に転じたと報告。６か月目に入る戦闘で、ロシア軍内部の通信で兵士間の情報はロシア軍の退去、敗退の伝達ばかり、明らかに戦意が劣化していると報告。ウクライナ軍は６か月目に入る戦闘で、断じてロシア軍に後れを取らぬと宣言した。

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北海洋上風力発電 ４カ国協定

北海の洋上風力発電の拡大には、機材製造基地、積み出し設備の拡充が必須。

５月に、ドイツ、オランダ、デンマーク、ベルギー、４カ国首相がデンマークの港町、エスビョーグに集った。

EU委員会議長も出席。４カ国は、北海の洋上発電の基地としてこの港町を共同拡大する協定に合意。

既に風力発電の世界的企業、シーメンス、ヴェスタス、オルステッド社は同港での操業を開始している。

地名だが、デンマーク語の発音では”エスビユ”となるらしいが、英字では"ESBJERG”と表示されて、”エスビョーグ”と読ませている。今後世界では、”エスビョーグ協定”として知られることとなろう。

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ローマ法王カナダ訪問 贖罪の旅

８５歳のローマ法王、フランシスはカナダ訪問を開始。近代史に原住民のキリスト教教育として、政府と合同し、”住居学校”に原住民を集め、暴行、殺害も含めた、”教化体制”を敷いたカソリック教会。近年、残虐さが次々と明るみに出る。法王は、今回のカナダ訪問は、カナダの原住民から許しを請う”贖罪の旅”と名付けている。さて、現地政府の対応は如何様となるのか。謝罪に何らかの補償はあるのか。

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